もうだめそうです

ぼくはだれにとっても面白くない人間だ。

開き直りじゃなく本当にそうなんだ。

こうして文を書くことだって本当は許されない。

小説家のように感動する話も書けないし、社交的な人のように気の利くジョークも言えない。


昨日、飲み会に行ったら僕が「闇が深そう」だって、正直困惑したと同時にほんとのぼくを知ってるようでうれしかった。

今日行った病院ではまるで痛いものでも見るように目をそらされながら受付を済ませた。それでも出来る限り気を遣ってくれてたように見えた。


ぼくは優しくないし、頭もよくない。

こんな風に太宰治が人間失格で自己卑下してたしヘッセもそういった喪失感を話にしてた。

でもその人たちは何十年後の私に届くぐらいの文才があるだろう。

ぼくは本当に悪い意味で捻くれものだからそんな風に思ってしまう。

そうやって世俗に馴染めず、本からも距離を置いたぼくには何も残らない。

もう死のうかな

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