発表は目前です!
私は怒りに満ちていた。
私の考えを無視して自分の願望だけを満たそうとする姿勢は許せない。
こんな時なのにあと二十分もしたら大学のゼミがある。私はこういう怒りや悲しみで一杯のときに人に接したくないのだ。もしかしたら私が何でもない人に八つ当たりをしてしまうのではないか?と怖くなる。だから誰にも会いたくない。怒るならせめてその人に対して怒るべきだ。それぐらいの事は怒りで盲目になっている自分でもわかっている。
なのに目前には人に会わなければいけない予定がある!
どうしよう!!
でもこれを書く中でこの瞬間、自分が関係ない人に八つ当たりしたくないということを自覚した。
それだけで人に八つ当たりするのではないかと恐れることは杞憂であり、それをわかってさえいれば八つ当たりするようなことをしない理由になるのだ。
私は大丈夫、私は大丈夫。
自分を納得させるようではあるかもしれないけどそれでもそれは嘘ではない。自分が考えたことだ。
私はそれさえあれば人と話すことができる。
今回のことがあったのは事実であり、私が怒りを感じたことことは事実だ。
でもこれまでに私が考えたこと、感じたことである人への興味も感動も嘘にはならない。
それで十分だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます