第36話:第2章プロローグ

――――エピローグ――――


《???視点》


『……おい、戦士オガリスクの反応が消えたぞ?』


『どういうことだ? 奴が死んだということか?』


『それはありえない。この世界の武器では、“魔加護”で守られた我には、有効なダメージは与えられないはずだ』


『だがオガリスクの生命反応は消えている。つまり、この世界の“何者か”に殺されたのだ』


『一体、何者にだ? もしや【大罪の使徒】か?』


『まさか、あの【色欲】リリスが絡んでいるのか? それなら、この街の名から“使徒”を探し出さないと、色々と厄介になるぞ?』


『……放っておけ。死んだオガリスクは、我々の中でも最弱。変わりはいくらでもいる』


『ああ、そうだな。それよりも今は《解放》の準備が最優先。“あの方”のために早くすべきだ』


『ああ、我々の王のために、この街に、もっと混沌を』


『この世界に崩壊と絶望を』


『この世界の住人に終末と終焉を』

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