曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
とても興味深く拝見させて頂きました。私の祖父は、父がまだお腹にいる頃にインドネシアで戦死したそうです。また叔母は食べるものがなく、4歳でいまなら治る病気でなくなってます。私は祖母からずっと戦争の話をきいて育ちました。だからとても興味深いお話でした。ありがとうございます。
作者からの返信
茶々アルト様
返信が遅くなり、大変申し訳ありません。自分とつながりの深い人の辛い体験を直接聞くというのは、戦争のことに限らずとても苦しいことと思います。おばあさまがアルト様にお話しされたのには、きっと理由があるのだと思います。ご自身の体験をお話してくださってありがとうございました。とても考えさせられました。おじい様、おば様のご冥福を祈っております。
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
とても興味深く拝読しました。語り継がなければいずれ風化する……とは思っていたのですが、そういえば自分自身、今は亡き祖父母から戦争の話を聞いていないと、ふと思いました。たしかに、語るか語らないかは、体験した本人に委ねられるべきかも知れません。まわりが変に圧力をかけるのは、おかしいですね。
作者からの返信
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
風化していくことへの危機感は、私自身感じたことがあります。多くの人にとって忘れがたい経験となった戦争という出来事が、これから生きる人々の教訓のためにも忘れられていくべきではないと今も思っています。ただ、それを語るのは体験した人に委ねられるべきで、人類への責任感からであったとしても圧をかけるべきではないと思います。向き合うべき相手は今目の前にいる一人の人間であるということを伝えたかったのです。
コメントいただきありがとうございました。
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
こんばんは、ジャンル不問の読み合い企画へのご参加ありがとうございます。
今まで気軽に言えていた「長生きしてね」に急に重さを感じさせられる、完成度の高い作品でした。
また、戦争の経験を語る側も聞く側も様々な思いであることがストンと胸にひびきました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
「長生きしてほしい」その気持ちに全く偽りはないのですが、いろいろと考えることがありますよね。
言葉が口から出た瞬間に、どんな響きを相手に与えるのかということを、考えなくてはいけないのかなと思います。
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
まずはじめに、曾祖父さまがお亡くなりになったこと、お悔やみ申しあげます。
確かに、長生きするということは、その分たくさん見送っているというのは、考えたことはありませんでした。長生きをする。それこそが人間の使命のように、今は人生100年時代と言われています。ですが、その点に関して焦点を当てた雪子さんは素晴らしいと思います。
また、なぜ曾祖父さまが雪子さんを含めたひ孫に戦争のことを語らなかったのか。実際、その理由は考えることしかできません。ですが、なんらかの理由があったのも確かです。きっと、葛藤することもあったでしょう。だからこそ、その想いを無駄にしないためにも、私達は二度と戦争を起こさないことが大事じゃないかと私は思いました。
素敵なエッセイを読ませていただきありがとうございます。
作者からの返信
みやつばさま
返信が遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
年々平均寿命が延び続ける現代で、100年生きることは珍しいことではなくなっていくのかもしれません。しかし、どんなに平均寿命が延びようと周りとの別れは避けられるものではありません。残されていくものの悲しみを味わった末に、曾祖母を残してこの世を去ることになった曽祖父の気持ちは、私には想像しかできませんが、やはり少し胸を締め付けるものがありました。
語らなかったことに理由があったのか、なかったのかということさえ今となっては分かりません。しかし、みやつば様がおっしゃるように、きれいごとでもなんでもなく2度と戦争を起こしてはいけないと強く感じております。
丁寧なコメントをありがとうございました。
編集済
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
曾祖父さまがお亡くなりになりましたこと、お悔やみ申し上げます。
私事で恐縮ですが、父が昭和元年生で戦争にいってましたが、やはり自身の体験を具体的には語りませんでしたよ。
それでも聞けたことはありました。
具体的には書きませんが、
「戦争はするべきではない」と語りましたがその前に(負ける)が必ず付いているように感じました。
勝てる戦争なら肯定していたかというとそれも違って、相手のある事だから起きるのは仕方ないが、お互い被害なく終わるのが最上と考えていたようです。
今学校やメディアで目指せと云われているのは、「奴隷の平和」です。
過去の我々が一度も経験していない物を要求しているのです。
そうなったらなにが起こるか想像してみるべきでしょう。
家族は離散し、敵の気分で殺され、あるいは蹂躙されても刃向かう事も出来ない。
いま、チベットやウイグルや南モンゴルで起きていることですね。
未来永劫すべて奪われるのと、苦しくても歯を食いしばって戦うのとどちらがましかという選択です。当時の人がしたのはそういうこと。
戦争は悲惨だと語り継ぐことなんて不要です。むしろ私の父や雪子さまの曾祖父さまの世代がどういう行動をしていたかこそを語り継ぐべきですよ。その上で彼らが言外に言っていたことを考える機会にすべきです。
長文失礼しました。
作者からの返信
お父様のお話までしてくださり、ありがとうございます。
『負けられない』という気持ちが、戦争をより過激にさせていったのだと思います。
『話し合いで解決』という言葉は時としてとても陳腐なきれいごとのように聞こえますが、それはお互い被害なく終わるのが最上ということが分かっていながら実現できない、実現できなかったもどかしさが根底にあるからだと思います。
『奴隷の平和』という言葉が印象的です。戦争をしないと言い張ることは簡単ですが、戦争をしないと宣言したところで相手が攻めてきたらどうしようもない。十分な対策がないままになってしまうと、@fts01様もおっしゃるようなことになってしまいます。
『言外に言っていたことを考える機会にするべきです』という言葉が響きました。曽祖父が亡くなった今、曽祖父が言外に語っていたことを考える機会にしたいと思います。
丁寧なコメントありがとうございました。
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
ひいおじいさんがお亡くなりになったこと、お悔やみ申しあげます。
私は介護関係の仕事をしていることもあって、男性で従軍されていた方の話を聞く機会がけっこうありましたが、あまり皆さん悲壮感はなく話してくれました。まあ当然戦闘で敵を殺害した話などは皆さんされませんでしたが、当時若かった彼等にとって、意外に軍隊生活は楽しかったというか、青春の1ページだったようです。多分聞き手が「戦争は悪だ」というバイアスで聞いてしまうと、軍隊にいたことを懐かしいと思ってしまった自分自身を否定されたように思ってしまうので、つらかった話や教訓めいた話をする以外は後ろめたく感じて口を閉ざしてしまうのではないかと思いました。
雪子さまがそのような態度だったという訳ではないと思いますが、戦後制度も教育も変わった日本では、自ら軍隊時代のことを話すことは憚られたのでしょう。
軍に居る間に身に付けた技術を復員後に日本の復興に役立てた方は全国に大勢いると思います。航空整備兵だった方が戦後も航空旅客会社の整備担当をしていたり、機甲科の人が鉄道敷設、維持で働いていたりです。
フラットな目線でひいおじい様の体験を物語として聞ける時代になりつつあったと思うので、また一人貴重な体験をされた方がお亡くなりになってしまったのは残念です。
ご冥福をお祈りします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「当時若かった彼等にとって、意外に軍隊生活は楽しかったというか、青春の1ページだったようです。」
この部分に、戦争を体験された方の中にはそういうふうに考えている方もいたのだとハッさせられました。
戦争は悲しい。戦争は悲惨だ。戦争は悪だ。戦後の教育でそのように教わってきた私の中に、戦争の体験は一概に辛いものであるというバイアスがかかっていたのだと気づかされました。
どのような経験も、ある一つの感情しか伴わないなんてことはなく、辛い、悲しい、嬉しい、楽しいといった様々な感情が伴うのと一緒で、戦争体験にも様々な感情が伴うものであるということに、なぜ今まで思い至らなかったのか少し恥ずかしいです。私は決めつけてしまっていたようです。戦争体験は武勇伝にもなりえたのですね。
実際に話を聞いたことのある方のお話を聞けてとても嬉しいです。また一つ、考えを深めることができました。
ありがとうございました。
編集済
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
まず始めに、雪子様の曽祖父様のご冥福をお祈りいたします。
ーーー
企画にご参加くださりありがとうございます!
このエッセイは雪子様の葛藤とそれ以上に曾祖父様から雪子様への深い愛情を物語っているように感じました。
このようなエッセイが私の企画にご参加くださったこと、
心から嬉しく思います。
これからも応援しています(∩´∀`)∩
作者からの返信
月影さん
読んでくださりありがとうございます!
丁寧に曽祖父への気持ちを書いたので、この文章から私の曽祖父への愛情を感じていただけたならとても嬉しいです。
月影さんの作品も読みに行きますね!
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
企画に参加いただきありがとうございました。
とても考えさせられる文章でした。長く生きることも苦しい出来事を語り継ぐことも、どちらも「正しいこと」であるような風潮がたしかにあります。
たしかに戦争を繰り返さないためにも苦しいことへの知識を深めることは大切ですが、身内を苦しめてまでそうしようとはどうしても思えません。でも、誰かがする必要のあることだし……。難しい問題ですね。
作者からの返信
”たしかに戦争を繰り返さないためにも苦しいことへの知識を深めることは大切ですが、身内を苦しめてまでそうしようとはどうしても思えません。でも、誰かがする必要のあることだし……。難しい問題ですね。”
この部分、すごく共感します。誰かがやらなければならないことを、果たして誰がやっていくのか。難しいですよね。
こちらで失礼いたしますが、新代さんの作品とても素敵でした♪
主人公と新居くんが来年の夏は花火大会に行けるといいですね!
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
>戦争について語ることは、間違っていないし、
>大切なことであると思います
その通りだと思います。
人類の歴史は戦争の歴史と言って良いくらいです。
それについての理解や認識を深める事は、
見て見ぬふりをするより遥かに尊い事だと思います。
作者からの返信
そうですね。教科書で習う歴史は戦いばかりで、人類は戦争を繰り返して今を築き上げてきたのだと実感させられます。
コメントありがとうございました!
曽祖父が亡くなって思うことへの応援コメント
曽祖父様がお亡くなりになられたこと、お悔やみ申し上げます。
私事ですが、私が生まれる前に亡くなった祖父も戦争体験者でした。
祖父が兵士として数年間、ロシアの方に行っていた話を以前父から聞きました。
祖父は戦争の話をしたがらなかったそうなので、詳しいことは分かりませんが、筆者さんのお話を聞いて何とも言えない悲しい気持ちになりました。
もしかしたら、名も知らない親族がロシアにいるかもしれないと思うと、早くいまの戦争が終わって平和になるよう祈るばかりです。
貴重なお話をありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
おじいさまはロシアに行かれていたのですね。私の曽祖父は南国に行っていたと聞いております。寒いのも、暑いのも過酷ですよね。ロシアの寒さは、想像しただけでもぞっとしてしまいます。
お父様のお話から、ロシアにいるかもしれない親族を想っていらっしゃるヒヨコ様はとてもやさしい方なのだとお察しいたします。
私も、今の戦争が早く終わることを祈っております。