間違った優しさ

 ダメ男。臆病者。へたれ。弱虫。だけど強い。とっても優しい。ダメなやつだけど、なんとかする。そういうやつだと思ってたんだけど?


 はい、今回は『間違った優しさ』について取り扱います。


 ライトノベルの主人公は往々にして『優しい』と言われますが、本当に『優しい』人間ってどれぐらいいるんでしょうね。考えてもらちが明かないので、ググります。

 ふむふむ、他人に対して思いやりがあり、情がこまやかであることを言うらしいです。


 対してライトノベルの主人公はどうでしょうか。前にも言いましたが主人公は鈍感であることが多いです。鈍感であることと情がこまやかであることは正反対の事象です。

 とりあえずなよなよした対応をすれば『優しい』と認定されることが多い気がします。これは現実でも言えるのではないでしょうか。良い所が何1つ無い児童生徒への評価をとりあえず『優しくて思いやりがある』としている先生とか。通知表に『優しくて思いやりがある』と書かれている人は要注意です。


 ということで次回『男友達は三枚目』でお会いしましょう。

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