エピローグ

あれから結局一回もヒットを打つことすらできず審判によって強制的に幕を閉じられた。

俺以外の皆は心を消耗したように思える。

だが俺には希望がある。

そう他の奴らはかすりすらしなかったがファールでこそあったが長距離に伸びていく当たりが10球余り飛び出したからだ。

「この壁を越えたら一皮剥けそうだ。」そう本人の知らないところではあるが智弁の選手たちに思われていた。

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