第78話 「生み出すひと、消化する人」
おはようございまっす!
キムレイがエッセイに久々帰ってきました。帰ってきたぞ帰ってきたぞー、ウ○○○〜○ン♬…さて(真顔)。
転職して、はや6ヶ月が経つな〜。悩み多き日々である。ちとしんみりと考えこんでいた朝に、とあるラーメン屋のオッサンと会話する中で、ある気づきをもらう。頷きまくり共感したことをここに記録したい。
そのオッサンは、ラーメン屋の前は、芸能界のある超有名グループに関わっていたミュージシャンだったらしい。
オッサンが言うには、「人は、生み出す人と、消費する人(生み出さない人)に分けられる」という。
オッサンは、ある時に気づいたらしい。後者とは、飲んだりしていて楽しいのだが、幾ら話していても、自分が得るものがないことに気づいたという。
オッサンは、ラーメン作りや、音楽創作を例に話していたが、何事にもそれは言えるとオッサンは言っていた。僕は、何かめちゃめちゃわかる気がしたし、的を得たりであった。
どういうことか?日々、僕も色んな人と飲んだりして話す。
いろんなことを話す。例えば、僕は仕事を例に出して考えてみる。
仕事を行う時にもやはり、「生み出さない人と、生み出す人」にわかれると思う。
生み出さないってなんか手厳しいし、極端な言い方に聞こえるとは思う。しかし、これはもちろん、一面的な人の分類なのだ。人格の良し悪しを問うていない点を理解して読んでほしい。
そう、働く環境を例に考えてみる。これまでの社会人生活を振り返ってみると、周囲にあわせて、事が平穏に過ぎることのみを重視する、とりあえずその場だけをしのげばいい、そんな考え方で、働く人多い気がする。
しかしだ。考えてみてほしい。平穏というのは、ほっておいて場当たり的には、実は訪れないものだ。
ほっておくとあたりまえに、日々に問題、矛盾がおきてくるのが職場であり、日常生活だからだ。
僕らの商品に不備があり顧客に叱責される。チームの和を乱して周囲を混乱させる人がいる。誰もが沢山の事柄が思い当たるはずである。
そんな問題が起きた際、そもそも気づけるか否かという問題がある。そして察したら、ちょっとした工夫や修正、根回し、話し合い、業務改善、それらは、常にクリエイティブに模索しないと、ただ平穏に回すことすらままならないだろう。
オッサンも話していたが、現状維持すらできない。クリエイティブでなければ仕事は回せないのは確かである。
しかし、それを「それは私が解決することではなく、管理者であったり、誰かがやるだろう、私にはアイデアがないし、頭が良くないからわからない」、そう思って無難なことしかしない人間が多い。責任は誰しも負いたくないからである。
小説でもそう。ラーメン作りもそう。仕事もそう。何かを生み出すことは難しい。
クリエイティブは苦しい。しかし、苦しいからこそ成功体験が嬉しいのは事実だ。生み出そうとする人は常に下手をすると軋轢をうみ遺恨を残す。
そして、生み出そうとしている人は常に消費だけしている人と別の世界にいる。だから孤独だ。
しかしだ。生み出そうとする仲間とつながればよいとは考えられる。僕はそんなふうに展望を見出したい。
生みだすひと、消化する人、そんな視点で人を分けて考えてみると、何か価値観の違う人たちと、自分は、「何で」隔てられていて、違和感を感じているか、少しだけわかる気がした。
今日は、実は、真面目な話でちた😇
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