第40話 浅草

 浅草に滞在して3週間になる。

小説合宿だ。

 しかし浅草はなかなか独特な町である。

気持ちの整理に記す。

 まず思ったのは、浅草寺に雷門に仲見世、あらゆる日本的な土産、和菓子、もんじゃ、たいやき、瓦せんべい、などなど、話題に事欠かなくて楽しい発見ばかりと思った。

 また、居酒屋など繁華街も充実してる様子である。

 で、だな。最近感じるのは、2点だ。


❶何か愛想が良くない。

 何故かわからないが、商売気がありそでない。多分観光地だから、あまり営業しなくても、くるひとがくるからかな。

 今日たまたま通りかかったCD店などは、話しかけたら無視だった。え?


❷外国人が多くてたいたい店員多国籍。

 

 安いラーメン屋などいくつか店に入った。だいたい外国人だ。

 店にはいり、ラーメンお願いします、座る。しばらくして。

 「ご注文何にしますかー。」

 「ラーメンって言ったのに🥲」

 「あの、浅草って外国の人多いんですね。」

 「無視😔」

 「あ、言葉わからないか。いいです🥲」

 帰るとき。

 「ああらがとございまちたあ。」

 そうか、いらっしゃいませ、ありがとうございました、だけは、覚えるんだなあ。良かった。

 コンビニで買い物した。

 「ありがとうごじゃいましゅ。」

 う〜ん。誰に日本語を習いましたか。

 ごじゃいましゅ、は、あまりに違うのではないか。



 そんな日々である。

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