第10話 船長の部屋 会話

呼び出し音が響く、相手先からのコール 相手の3D映像が宙に浮かぶ。

「ラーマ提督 御無沙汰しています」

「やあ、久しぶりだな船長 事情は聞いた」提督は微笑んだ 。


「丁度、近くの宇宙域にいた水球の技術者が、フォルトーナの宇宙船に乗っている。

そちらの装置の異常を知り

彼らは、そちらに向かっているから安心してくれ一時間程で、ランデブーの予定だ」


「そうですか!助かりました提督!」アーチャ船長

「ところで・・」と声のトーンを落とし、苦い顔をする提督


その様子にアーチャ船長は問いかけた

「どうしました?」

「他の二つの人魚の水球を載せたフォルトーナの宇宙船だが・・」

「?」「破壊された。」「なんですって!」


「正確に言えば、人魚を奪おうとする過激な一派との戦闘中に、

水球がバランスを保てず崩壊!船は敵(過激な一派)もろとも爆発した。」 


「扱いには、くれぐれも注意してくれよ! それと敵さんにもだ!」

「分かりました。提督!」「ではな!リチャード、アーチャ船長!」

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