第5話 人魚が飛び出して・・1
皆が話していると
部屋のドアが開く 可愛いい、たれ耳の子犬が入って来る。
「わんわん!」
「こら!部屋から出たのかしょうがない奴だな!」船長の言葉は優しく、可愛くて
仕方ない感じである
そんな時だった
先程の床に落ちた黒のボールから小さな音が響き、動きを止める
ぱしゃん!!
水の音! 白く細い腕が水球から出てきて、
更にそこから、華やかな色合いの人魚が表れたのだった。
皆、「あっ!」と声を飲む! ゆらゆらと宙に浮く一人の人魚
きょとんとして、驚く一同を見つめ、にっこりと微笑む。
「この人魚姫は肺呼吸も可能のようですね」と明るく科学士官は答える。
「とにかく水を・・桶か、いや風呂桶だ」
という事で 簡易の風呂桶に人魚をひとまず、入れてみた
時々、人魚は自分の尻尾(帯びれ)を振り、それを追い掛ける可愛い一匹の犬
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます