水球 小さな水の星…水の中で踊る人魚

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 宇宙船の中で暴走する水の核・惑星一つ分の水の核

艦内に満たされる水による 船の破壊まで12分15秒

宇宙船の中は まるで荒れくるう海の中のようであった。


「1Fブロック閉鎖!2Fも間もなく満水!2Dブロックは水による圧力にて、破損しました!」 


「カレル!」船長が技術主任に声をかけた

「艦長!!船外へ『水』の排水を進めてますが、まるで追い付きません!」


「この水を作り出している『水の核』」

 

「この『水の核』の船外にも排出を試みてますが

船と別の空間!、亜空間に繋がっていて、こちらもどうする事が出来ません!」


「惑星を1つ形成する為の『水の核』です! 磁場エネルギー装置と圧縮した

方法で 惑星を一つ分 野球ボールまで小さく圧縮したもの」


「それが騒ぎで故障して 復元しようとして‥」


「惑星分の水量を放出するまで 『水の核』は活動をやめません!」


ゴオオウン、ザパーン

船の中で荒れ狂う水に 皆が溺れかけていた


「なにか!方法はないのか!」船長の悲鳴にも似た叫び声だった。

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