第3章 精霊狩りの錬金術師
第3話 記憶喪失の生贄羊
「怖い夢を見ないように、夜は羊のぬいぐるみを抱いて眠るの」
一筋の希望追い求めて 必死に訴えた
涙を我慢して 私は その友達が大切だったから
それでも希望はつかめなくて
伸ばした手の先からするり
視線で追いかけた頃には
絶望しか見えなくなっていた
(ボク達、何か悪い事した?)
(一体、どんな罪を犯したっていうの?)
――自覚できないなら 罰の意味がない
――自覚しなければ 罰にはならない
本当の悪に裁きを
本当の悪人に真の裁きを
(ボクにとって、あんた達は悪だよ)
(ボクの友達を悪だと言うのなら、あんた達こそが悪なんだ)
「ストーリー」
「魔女を生かすのが罪だって言うなら、精霊に生かされてるあんた達にはそれがないの!?」
魔女の少女クウと、錬金術師の少女フェネリーは友達だった。
けれど、ある日魔女狩りが始まり、友達が収監されてしまう。
クウを人質にとられたフェネリーは、錬金術の才能を買われ、人々の生活をまわすためにエネルギーを集める事になった。
それは罪もない精霊を狩る事だ。
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