第2章 神狩りの錬金術師

第2話 つながりあう人達



 さびしいからって泣いている人に 手を差し伸べて悩みを聞いた

 悲しいからって嘆いている人には 抱きしめて温もりを分け与えた


――少女は愛をもって 人々と接した


――愛を忘れた人達は 次第に自分の大切なものを思い出していった


 もっと大勢の方が良いからって 集まったら微笑みが生まれた

 もっとたくさんになった方が良いからって そう考えたら楽しさが生まれた


 人と人の軌跡が奇跡へ重なって 思い出と歴史が増えていく


「一人ぼっちになってもきっと大丈夫」


「一人じゃなかった記憶が私達を励ましてくれるから」


 孤独な時は 思い出して


 …この世界には


 顔を知ってる誰か

 顔も知らない誰かがいるという事を




「ストーリー」

 錬金術師のレジーナは、町の人達の困りごとを解決していた。

 忙しい日々を送っていたが、ある時古代遺跡の遺物が町を襲ってきた。

 レジーナは、遺物兵器達をコントロールしている古代遺跡へ向かい、負の遺産と対峙する事に。


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