第16話 目的
「そんなにこの家が気に入った?」
ならもう一緒に住んじゃおうか。
この言葉はぐっと飲み込んだ。
俺たちは2人でいろんなことを話した。
好きなことの話。
家族の話。
今まで経験してきたことの話。
自分達の価値観について。
「かぐや姫はなんのためにこの世界にやってきたの?」
かぐや姫は少し俯いた。
「それは…秘密です。」
それだけは頑なに教えてくれなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます