【魔導之書】

オリアカ スノ

【魔法】

『魔力』

【魔導之書】

※(読解:)は物語中の世界観に合わせた言葉だけでは、表現または理解し辛いと考えた内容をメタ有りで解説したものです。世界観を楽しんでもらいたいため、できるだけ使いませんが、記述して欲しい箇所がある場合、遠慮なくコメント等で言ってください。


【【魔力】】

世界の最も基本的なエネルギーの一つ。


人為魔力と自然魔力の二種があるが、根底的な性質は近い。

一般的に魔力と称されるものは、人為魔力を指す。

一般的な状態の場合、感じ取るが可能な不可視の気体のようなふるまいをする(詳細:魔力の三態)。



『人為魔力』

別名「マナ」「固有魔力」

生物が生命活動を行う上で、エーテルの余剰エネルギーが形を成した物質。


魔力の総量はエーテルの総量に比例し、訓練次第で増幅させる事が可能。


魔力は個人個人によって僅かながらも特徴がある。実力者であれば識別可能。

意図的な魔力操作を行わない限り、微量であるが恒常的に体内から空間中へと放出され続けている(詳細:固有魔力領域)。これが一般敵に気配と呼ばれるものである。



『自然魔力』

別名「オド」「純魔力」

原点の余剰エネルギーが形を成した物質。


神脈を通じて原点から世界中に散らばる。

エーテル生命体(生物)以外のありとあらゆる物質に存在する。塊のように存在するのではなく、大気のように存在するという認識の方が近い。

ただし、世界中の密度は必ずしも均一ではなく、土地の性質や外的要因によってまばらである(詳細:別本『世界之書:臨界地及び絶界』)


基本的に感知や直接干渉は不可能。

魔法変換によるロスや魔法の分散、魔操による流出、恒常的な魔力放出によって、固有魔力領域外へと出た人為魔力は特徴がなくなり自然魔力となる。


【【魔法】】

魔力を現象へと変換すること。

完全な魔力変換効率で魔法を行使した場合、消費魔力と発現現象の持つエネルギーは同じである(魔力エネルギー保存の法則)。


【魔力変換効率】

魔法を行使する際、どれだけの効率で変換を行えたかの値。

効率が高ければ高い程、少ない魔力で魔法を行使できる。

(読解:エネルギーの変換効率のようなもの。

例として電球で考えると、100のエネルギーを持つ電気(魔力)を使って光(現象)に変換しようとした場合、30は光(現象)に変わるけど、70は熱(空間中に放出→自然魔力)になってしまうというもの)

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