第8話「が…我慢…出来ない…」

う… うう…ん…


ここは… どこ…


牢屋ろうやじゃない…のね…


どれくらい眠ったのかしら…?


確か…アイツに注射されて…


毒じゃなかったのね


とにかく、生きてるみたい…


牢屋ろうやではなさそう…だけど


アイツはいないみたい…


逃げなきゃ…


うっ… 何よ、これ…?


私… 動けない…


ベッドに拘束こうそくされてる…?


腕も… 足も…


ベルトで固定されてるっ!


これじゃ… 逃げられない…


アイツがいないのに…


チャンスなのに…


誰か… 誰か助けてっ!


……


誰もいない…よね…


ここは、無人島… なのよね…


どうしよう…


アイツ… 私をどうするつもりなの…?


はっ…


私、はだかだわ…


アイツ… 私に何かしたのかしら…?


何かされたの…?


分からない…


はあ…


お腹すいたな…


ここに来てから何時間ったんだろう?


何にも食べてない…


のどかわいた…


それより…


うう… どうしよう…


おしっこしたくなっちゃった…


何も飲んでないのに…


どうしよう…


このままだとベッドでおらししちゃう…


イヤよ!


そんなの絶対イヤッ!


でも…


我慢がまん出来なくなったら…


アイツはどこ…?


どこにいるのよ⁉


早く来てよ!


お願い… 早く来て…


あっ… 何か音がした…


アイツ…なの…?


ねえ、早く来て!


階段を上がってくる…?


ここは…二階だったんだ…


そんなのどうでもいい…


ねえ! お願い!


助けて!


ああ… やっぱりあなただったのね…


お願いだから、この拘束こうそくいてよ!


私… あの…


お…おしっこがれそうなの…


助けて…


もう… 我慢がまん出来ない…


あっ! それは何…?


し…尿瓶しびん…?


それにしろっていうの…?


い、イヤよ! 絶対イヤ!


あなたが尿瓶しびんで受けるって言うの?


私のおしっこを…?


死んでもイヤよ!


あっ… 待って…


行かないで!


お願い… も、もう…


我慢がまん出来ない…


し… 尿瓶しびんで受けて…


えっ? 


は、はい… 分かり…ました… 王…様…


お願いです…王様…


私のおしっこを…


尿瓶しびんで…受けて…下…さい



は、はいっ!


私のおしっこを王様に尿瓶しびんで受けて…


欲しいんです…


私のおしっこする…ところを…


王様に…お見せ…します


見て…いただき…たいんです…


お願い…です… 王様… 早く…もう…


何でも… 王様の命令を…


お聞きします…


もう…だめ… 出るう…


はああぁぁ……


あっ… そ、そんなに見ないで…


お願い… 見ないでえ…


でも… 気持ちいい…


あっ、ダメっ!


手で受けないで! さわっちゃいやあ…


な… めないで…


おしっこ出たところめないでえ…


きたないから… やめて… お願いです…


あっ… そ、そこは違…う…


ああん… で、でも…


気持ち…いい…


も…もっと…


めて…


王様…


もっと… めて…


下さい…


お願い…です…


ああ… 気持ちいい…


私は… あなたの…


ああぁ… いい…


奴隷です… 


うう… もっとお…


王様あぁ…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る