私の執事はSSRの君。
no.name
第1話
キーンコーンカーンコーン
午前中の授業が終わり、お昼休み。
「
「あ、
「え?お弁当?珍しい〜ってか初めて何じゃない?
「
「あ、そうなんだ。じゃあ、私は購買で何か買ってくるよ。屋上で待ってて」
「うん。わかった」
暫くして、
「おまた〜」
「ベンチ取っといたよ」
「あんがと。お?
「そ、そうかな?お手伝いの村瀬さんに教わりながら作って見たんだ」
「え?何それ?それ
「えへへ〜、初挑戦してみた」
「ほぇ〜、
「な、何でもは出来ないよ!出来る事だけだよ!」
「テンプレありあしたー!」
「え?なに?天ぷら?」
「いや、なんでもないよ。まっ、いいじゃん?」
「そう?」
「そんなことよりさぁ、
「ふぇ?あれって?」
「あれは、あれよ!トワイライトプリンセス!あのゲームのクエスト、だいぶ進んだんじゃない?
「ふぁっっ!ななな、何を言ってるのかな!」
「隠しててもバレバレよ?
「あ、あ、あ、あ、
口笛は苦手なので、音声に出してみる。
「はぁ、
「うっ!」
お爺様の遺産の土地にお隣同士で一軒家を建てて中廊下を家と家の間に通す程、
お陰で私達は、親戚であり、
そんなあずちゃんから教えて貰ったMMORPGの話。
あずちゃんのお家で盛り上がっていたところ、仕事から帰ってこられた
なので、私のゲームソフトは[トワイライトプリンセス]一本のみだけしか持っていない。
その[トワイライトプリンセス]のゲーム内でも
という訳で成績が戻るまでの間、あずちゃんはゲーム禁止令をご両親に発令されているそうだ。
私も女性専用という事で安心して遊んでいたのだけれど、あずちゃんの非常事態宣言とあっては手伝わない訳には行かないのだけれど、
私自身、勉強は苦手ではないし記憶力も集中力もあると自負しているので、成績は常に1桁台をキープしている。
2年生ともなれば各先生方の出題の癖のようなものも把握出来るので基本的に授業だけで何とかなってしまうし、本当に
仕方ないので、私は
それでも効率化を旨とする私は、いつも暇を持て余す。
そして仕方ない、そう仕方ないのだと自分に言い訳しつつ、
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