文通恋愛はアリですか??
赤猫
文通から始まる何か
文通とはなんとも昔の会話手段だと思うが私は何を送るか考えるこの時間が好きだ。
偶然私の机に置いてあった手紙がそれの始まり。
誰に宛てたものなのかも分からず誰が書いたのかもさっぱり分からない。
私はそれを申し訳ないと思いながらももしかしたら誰宛か書いてあるかも?なんて思って中身を見ることにした。
…見るとますます誰が書いたのか謎になった。
内容はこうだ「この手紙を読んだ人にお願いがあります私と友達になってください」だ。
私とか言ってるし女の子かな?って思って私は何も後先を考えずに返事を書くことにした。
帰りに便箋を買って寝る前にお返事を書く。
名前を知らない誰かに向けての手紙を書く楽しさに私の手はスラスラと文章を書いていく。
「初めましてお手紙読みました。私で良ければお友達なりましょう。お返事待ってます」
放課後にこっそり誰もいなくなった教室の自分の机に書いた手紙を置いた。
読んでもらえるか分からないけどもし読んで貰えなかったら明日学校に早く行って破り捨てれば良いだけだしね。
出来ればお返事は欲しいって思っちゃうけど。
私は明日机の上にあるそれがなくなっていますようにと願って学校を出た。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます