そうじゃないんだ。
@Santafamily
第1話 勘違いから始まる恋
私、27歳。今から4年前母1人子1人の生活に慣れてきた頃だった。
今振り返るとあれが俗に言うナンパというモノなのだろう。
「友達になって欲しいです。」
そう言ってきたのは後に夫となる男性。
―いや、友達ってこんな風に作るもんだっけ?小学生かよ。プロフィール帳とか持ってたりして(笑)
少なくとも私の小学生時代は
〘 私の名前は○○で、みんなからは△△って呼ばれてるよ!
誕生日は○月✕日、血液型は···云々かんぬん〙
って予め決まったパターンのプロフィールを交換してお友達になっていた(つもりでいた)
別にお友達になるのにはお断りする理由もないし連絡先を交換。
その後は仕事帰りの買い物でよく会うようになり、お話するようになり、まぁ普通に友達くらいならいっかぁと
「話してて楽しいね!これからも(友達として)よろしくね!」
と伝えた。
この言葉が全ての始まり。
「え?えぇと、、、じゃあ、とりあえずキスする?」
?
?
?
―あぁ。これ完全にしくじったなぁ。変な勘違いしてるわ。でもここまでその気にさせちゃって、そういう意味じゃないんだって言ったら気まづくなるなぁ。
咄嗟に出た言葉
「や、いくらなんでもまだ早くない?笑」
その日は特に何も起きずに突然彼氏が出来ました。私。
いやいや、何基準の早い?笑
処女でもあるまいし、今まで身体だけの男もいたくせに。笑
咄嗟に出たその言葉に帰り道笑いを止められない私がいた。
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