フェイ

<第一部 「第一章 第二部 カースへ 21 フェイ」から>



・青

・小柄で大人しい

・「第一部」でトーヤと出会った時の年齢は10歳





キリエからミーヤとトーヤの行動を報告するように命じられてミーヤ付きとなる。


キリエに命令された通り、ミーヤが話していなかったことでフェイが聞いたことを素直に報告するなど、幼くて正直なためにキリエを苛立たせたこともある。


ミーヤとトーヤに好意を持つようになり、役目との間で苦悩するようになっていく。


大人しいがこうと決めたら曲げない強さも持っている。


宮の侍女になった理由など、不幸な生い立ちであったが、トーヤとミーヤと知り合ったことからカースの人たちとも仲良くなり、人生を幸せに感じられるようになった。


小さくてかわいい「お友達」がいる。




――――――――――以下ネタバレあり――――――――――




















































生後間もなく生母を亡くし、それ以後父親と2人で暮らしていたが、新しい母親が来て新しい子どもが生まれると疎まれるようになり、8歳の時、ちょうどあった侍女の募集に応募したところ選ばれて宮へ入る。それ以後、宮の片隅で自分は一人なのだとの思いを抱き、あまり人と交流することもせず、ずっと孤独でいた。

トーヤに優しかった頃の父親の面影を見て慕い、ミーヤのことも実の姉のように思うようになっていく。

キリエがミーヤを見張るためにフェイを選んだのも、そのような孤独な性質のためであったと告白し、苦しむことにもなる。




――――――――――以下さらにネタバレあり・注意!――――――――――



















































ふとしたケガが原因で幼くして亡くなる。

十年前に先代シャンタル(当代マユリア)の託宣により作られた二つの棺の一つがフェイのために使われることになる。

「黒のシャンタル」が心を開くきっかけをフェイの魂が作り、二人の間に深いつながりがあることが分かる。

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