リル
<第一部>
第一章 第二部 カースへ「20 警戒」から
<第二部>
第二章 第五部 守りたい場所「8 リル、襲来」から
・シンボルカラーは「行儀見習いの侍女」の緑
・「第一部」でトーヤと出会った時の年齢は16歳
・ややきれい系
ミーヤの同僚の侍女だが、応募で侍女になった「応募の侍女」のミーヤとは違い、人生の一時期をシャンタル宮の侍女として過ごしたという経歴を得るため、人脈などでなった「行儀見習いの侍女」である。
ミーヤが休みの日に、一日トーヤの世話と見張りをするようにキリエに言いつけられたが、トーヤを怖がって途中で役目を放棄した。そのことでキリエの評価が下がったのではないかと気にする。
実家が力のある商家で、本人も社交的で人脈が広い。
自身が「行儀見習いの侍女」であることから、「応募の侍女」にコンプレックスを持っていた。
後にかなりの口達者であることが分かってくる。
――――――――――以下ネタバレあり――――――――――
ダルがトーヤの手伝いをするために宮に部屋をもらった時にその世話役になる。
「月虹兵」という役職とダルの人柄に惹かれ、その想いを打ち明けるが「月虹兵の自分は本当の自分ではない、漁師の自分を好きだと言えますか?」と言われて断られ、一時は父親の力を使ってダルを不幸にしてやりたいという心になったが、シャンタルのおかげで自分の間違いに気づき、本来の明るいリルに戻ることができた。
トーヤたちとも深いつながりを築いていく。
第二部では結婚して母となっている。
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