夏の魔法を受け止めて
爽やかな風 力強い太陽の光
2人を包む 光の粒は
今年もまた夏が来たんだ
繰り返す波みたいな一進一退の毎日に
最近どうも疲れてきたんだ
その素足にちょっと触れたと思ったら
引き戻されてすぐに距離が開いてさ
だけどそんなもどかしさはもう
この夏にはいらないはずだろう
去年の夕焼けを覚えてる?
君はついに言い出せなくて
僕もついに言い出せなくて
来年の夏に持ち越された告白を
波のように一進一退する君の気持ち
本当は少し寂しくもありながら
こんな気楽な関係がまた1年続くなら
それでもいいかと思ってしまった
だけどそれは間違いだったね
待つだけのこの1年は随分長くて
心に想いは
僕の目線に気づかないふりしてる
君の意地悪なところも愛おしい
夏の太陽みたいにジリジリと
これだけ
もう見えないふりなんてさせないから
約束の夏がきたんだよ
今日こそ君の想いを伝えてよ
今日が終わればまた夏は過ぎるから
新しい季節に今度は2人で一緒に行こう
心も身体も全部委ねて2人で生きようよ
出会いがあれば別れもあると
君は少し寂しい目をして言っていた
僕達にもいつか別れの日が来るだろう
そんなことはわかってるんだ
それならもう後悔するだけの日々に
意味なんて全くなくなって
別れまでの1秒たりとも無駄にしないよう
隣にいるのが最適解だと思うんだ
僕達を引き裂くのが生死か
そんな未来はわからないけど
今この手を伝う温もりだけは確かだって
きっと君も気づいてるはずだろう
忘れられない悲しみがあってもいい
僕が全部全部受け止めるから
だから今日はどうか、勇気を出して
夏の太陽に
言い訳つきでもいいからさ
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