第40話 歴史は書いた者によって作られる。書くのは、誰?

 このところ多忙でしてこちらまで手が回っておりませんでしたが、落ち着き始めたので、この先のことを踏まえ、まずは一つ。

 本日12月30日までに放映された、現時点から見て直近2回分。今年の総集編に相当する回と、次の終盤へと向かう序章の2回分を通しての、みのりんについて。


 実は、総集編に相当する回である19日放送分ですが、よくよく見てみると、後回し軍団についてはさておき、少なくともプリキュア側の描かれ方については、それを語っているのは明らかにみのりんであると、私は考察しました。

 そして、それはこの終盤においても一貫して継続するのではないか。


 この見立て、いかにも親馬鹿感にあふれた言い回しかもしれん。

 だが、今回の登場人物らを見て、この一連の顛末を語れるのはと言えば、明らかに、一之瀬みのりという少女しか、いない。

 実はこれ、彼女はすでに成人していて、その頃のことを、少女に戻った形で回想しているのではないかと、そんな気にさえさせられるのですよ。


 歴史は、書いた者によって作られる。


 そのことを踏まえれば、今私が述べた視点、あたらずといえども遠からず(あえて、ひらがな表記を入れています)の範囲内の解釈であると言えましょう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る