第13話 必ず当たる先生の数字

「さっきあの先生に8と言われたんだけどなんだったんだろ?」

「言われたんだ?」

「うん。あの先生時々数字だけ口にするのなんなんだろね」

「知らなかったんだ?」

「なに?」

「受験が成功する生徒の数よ。先月は9だったわ」

「私…」

「必ず当たるから怖いのよね」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る