コロナで入院してから
話が前後してしまうのですが、コロナで入院するまでと、してからについて、少し話していきたいと思います。
その時はまだ医療崩壊していない時期だったので、入院したい旨を保健所に伝えるとすぐ調整してくださって、次の日には、娘と二人で入院できることになりました。
コロナ患者用の救急車が家の前まで迎えにきてくれて、確か、パジャマ、洗面道具、タオル、マスク、ウエットティッシュ、そういった旅行に持っていくようなものを用意して病院に向かいました。
着いてすぐに私は肺のレントゲンを取り、既に肺炎になっていることがわかりましたが、幸い娘は肺炎にまではなっておらず、抗生物質だけで、3、4日くらいで症状は改善しました。
感染しないように、フェイスシールドとマスクなどで厳重に装備したお医者さんや看護師さん達が、診察、身の回りのお世話、全てやってくださって、本当にホッとしたのを覚えています。
ただ、私は肺炎プラス、かなり身体も弱っていたので、トイレで排泄中、突然迷走神経反射の発作を起こして、死にそうなほど苦しみました。
血圧が一気に下がることにより起こるらしく、すぐに看護師さん達が来てくれて、吐き気どめを打って対処してくれて落ちついたんですが
娘は私が苦しんでる姿が怖くてたまらなかったらしく泣いてしまい、看護師さんが大丈夫だよと慰めてくれたと、後から聞いて知りました。
私の治療は点滴と、抗生物質、指には酸素濃度を測るものをつけ、夜は鼻から酸素を吸入できるものを入れていました。
今の医療は本当に凄いなと思うんですが、それから4日くらいで、熱も下がってきて、体力も回復していきました。
誰かが言ってたのですが、コロナが始まったばかりの頃は、お医者さんも未知のウイルスであることから戸惑うことも多かったようなのですが、だんだと医療現場も、どうすればある程度症状を抑えることができるのかわかってきたらしく
大体発症後一週間から10日くらいが、悪化するか回復するかの境目で、その間に、悪化を抑えることができれば後は治っていくらしいんですよね。
だから、今日本の方針は、軽症は自宅療養ですが(ちなみに私は肺炎になって熱も39度近くでましたが軽症に入ります)
本来は軽症のうちに入院して悪化を抑えなくてはいけないんじゃないかと思うんですよね。
悪化してからじゃ遅いと思うのです。
とにかく、私と娘も夫も、時期が5月でまだ医療崩壊していなかったから、軽症のうちに治療ができ、入院してから約一週間とちょっとで退院することができたのです。
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