登場人物紹介
黄金の骸骨の正体が明らかになる前に、一旦登場人物を整理しておきます。
Twitterの二番煎じなので、読んだ方はスルーしてください。
1⃣4人組
①五條史人
主人公。小学6年生。趣味は漫画描き。
姉のように慕っていた従姉を空襲で亡くす。そのショックで精神不安定になり、暴れて手が付けられなくなる。弟を殴ったことが決め手で全寮制の学校に入れられるも、退学が続き、結局施設に預けられる。新しい仲間のもとで安定を取り戻す。本来おとなしい性格で、プライドが高い。女子のような可愛い顔をしていることがコンプレックス。
ちなみに4人組は学校でも同じクラス。
②本庄匠(本名・鷹取敬介)
主人公を完全に食ってる陰の主人公。背の高いイケメンガキ大将。苦労人で弱者を放っておけない。生き別れになった妹と暮らす日を夢見ている。人物の性格を考える上で参考にしたのは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第5部のブチャラティ。
実はプロローグに本名だけ登場している。
史人「僕は何もしてないよ。礼なら敬介に」
今村「まさかあんなことになるなんて。……アタシのせいだね」
③今村琴
戦争PTSDの父に殺されかけて孤児院に入った男勝りな少女。父に切られて右手の小指が無い。ドヤ街の労働者階級出身なので品はないが美人。過度な負けず嫌い。過去の幸せだった家族像を引きずって生きている。プロローグで拘置所から出所している。
④ブギ(笠置潔)
背が低くて鈍臭いが、ホラを拭くときだけは頭が回る。下町のごく一般家庭に生まれたが、学童疎開中に家族を亡くして孤児に。特技はご婦人方の同情を引くこと。4人組の中では主人公と最も接点が少ない。イケメンではないが、目がクリっとしている。
2⃣1949年パートに今後も関わる人
⑤矢田部勲
敬介(匠)の父の戦友。留学経験があり英語が得意。戦場で苦渋を舐めたせいか、厭世的になり森に引き篭もって生活している。家具職人であり、仕事をしている時だけは目が活き活きする。命の恩人の息子である敬介と暮らしたいと思っているが、現在拒否られ中。
⑥ 矢田部リリー
モデルは言わずもがな、竹鶴リタさん。心優しい女性。勲の留学中に恋仲になり、結婚して来日。戦争で酷い目に遭い、勲と同じく厭世的になっているが、子供達のことは温かく歓迎する。ノースカロライナ出身の設定。名前は何となく百合子と合わせた。
⑦史人の両親
今後登場予定。父は資産家・実業家。母は専業主婦。2人ともオタク気質の次男史人を軽視している。史人が暴れて三男に手を出したのをキッカケに厄介払いしている。
⑧ 施設指導員の佐々木
子供は暴力で屈服させるのが1番だと信じている体育会系指導員。好きな言葉は「連帯責任」。問題児4人組をたびたび『反省小屋』でシメている。脱走した4人組を隅田川沿いで取り逃がす。史人に漫画でネタにされ、烈火の如く怒る。
大学生パートで一瞬登場する。
⑨ 山中勝四郎
通行人の鞄をカミソリで割いて財布を奪うスリの名人。『ナタ斬りの勝』という異名を持つ。主人公より2歳上。この後もちょっと登場する。匠にライバル心を燃やしている。
⑩『元特高』『婦人警官』『石黒』
4人組を追って来る3人の警察官。個性的な3人で、書き手のお気に入り。裏設定では『元特高』はこの後警察を辞めて探偵になる。
3⃣大学生パート以降に登場する主な人物
⑪百合子
匠(敬介)の妹。1949年時点では、兄と生き別れて親戚宅に預けられ、肩身の狭い思いをしている。数年後、女子高生になった姿で登場する。女優並みのスーパー美人。
⑫今村愛香
今村琴の娘。児童虐待の被害者で、今村の夫殺害事件当初はおどおどと暗かった。徐々に明るくなる。母を慕っている。
⑬鎌畑正蔵
今村のDV夫。元資産家だが、放蕩によって食いつぶす。人当たりは良いが虚栄的でプレッシャーに弱い。母親に支配されて育った。娘に手をあげて妻に殺害される。
⑭鎌畑スミ
正蔵の母親。生真面目で思い込みが強く、視野が狭くなりがち。ストレスで浪費する癖がある。パワーストーンを買い漁るタイプ。何気にキーパーソン。
⑮史人の妻
プロローグに少しだけ出て来る。嫉妬深いが優しい美魔女。
ネタバレしない程度で、この辺りにします。
ちょい役の裏設定など、Twitterに書いているので、もし興味があったら覗いてみてください。
ちなみに黄金の骸骨は、ある概念の象徴としてこの後も何度も登場して参ります。
書き手も頑張って、楽しく更新して参りますので、最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。
それでは、『黄金の骸骨』の正体をお確かめください。
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