第2話

僕:…え?おじいちゃん、家が…

祖父:燃えとるな

僕:燃えとるなって何故?大丈夫なの?

祖父:魔法で元に戻る、そしてこうなった理由はアイツだと思うな

祖父が指さした方を見るとスゴくゴツイおじさんがいた。

僕:誰?

???:あの、マジでごめんなさい…

祖父:許すが、何故こうなったか教えて欲しいな

???:新しい火の魔法を考えたので教えれるように自分で練習していたら勢い余って城にぶつかりました

祖父:まぁいい、啓介に火の魔法を教えて欲しいのだが…?

僕:ってことはこの人は火の魔法の伝者!?

祖父:そうだよ

僕:伝者って結構簡単に会えるんだね

祖父:すぐ会えるやつもいれば滅多に会えないやつもいるよ、ちなみにコイツはあまり会えない方だ それじゃラトムス教えてくれ、その間に城をなおしておく

ラトムス:了解しました、すみません

祖父:大丈夫だよ

ラトムス:火の魔法は沢山あるんだよそれで、これはこうで、この技はね、あとはこうするんだよ さて、出来たはずだよみてみな!

僕:ステータスオープン

種族 悪魔

HP 320

MP 430

攻撃力 175

防御力 263

魔法

移動魔法

火の魔法

出来てる!使ってみても大丈夫?

ラトムス:また火事になったら面倒だから今はやめとこう

僕:分かった

ラトムス:魔物が出たら使ってみな!

僕:え?魔物って仲間じゃないの?

ラトムス:魔法で仲間にした魔物以外は敵対してくるよ

僕:そうなんだ、魔物を仲間に出来る魔法は誰が教えてくれるの?

ラトムス:メリザーズが教えてくれるけれどアイツは湖の上の小屋に住んでるから遠いぞ?

僕:丁度飛んでみたかったから大丈夫!

ラトムス:そうか、気をつけてな!

僕:ありがと、行ってくるね!

僕:おじいちゃん!メリザーズさんのとこに行ってくるね!

祖父:アイツのとこに行くのか、気を付けて行ってらっしゃい!

バサァバサァ…

飛ぶのって思ったより楽なんだな

バサァバサァ…

あの湖か!

バサァァ…パタッ

この家だよね?コンコン

???:はい

僕:あの、メリザーズさんですか?

メリザーズ:はい、そうですけどなんでしょうか?

僕:魔物を仲間にする魔法を教えて欲しいんですが…

メリザーズ:いいんだけど魔物に勝てないと意味無いからこの辺で1番強いキメラを倒してきたら教えるわよ?

僕:分かりました、倒してきます

メリザーズ:ひとつ言っとくとキメラは攻撃速度が凄く早いから電気の魔法を覚えておくといいわよ

僕:それじゃあ、電気の魔法を覚えてきます!

メリザーズ:そう、それじゃあ頑張ってね

僕:ありがとうございます!

バサァバサァバサァ…

僕:おじいちゃん、電気の魔法覚えたいんだけどどうしたらいい?

祖父:電気の魔法は難しいけど大丈夫か?

僕:うん、大丈夫!誰のとこ行けばいい?

祖父:ワシ

僕:え?

祖父:ワシ

僕:なら最初の魔法電気でよかったんじゃない?

祖父:電気の魔法は覚えるのが難しいから後の方にって思ったんだけど、もう覚える?

僕:うん、教えて!

祖父:分かった、まずはこうして…

1日後

僕:マジで難しいじゃん

祖父:最初にいったじゃん

僕:言ったけどさ〜難し過ぎる

祖父:諦める?

僕:じゃあ一旦電光石火だけ教えて!

祖父:分かった

1日後

僕:ようやく出来た!!それじゃキメラのとこ行ってくる!

祖父:キメラ!?オークじゃないのか?

僕:キメラって言われたよ?

祖父:メリザーズはお前の最初の仲間をキメラにしようとしてるのか…

僕:変なことなの?

祖父:そうじゃないが過去に最初の仲間がキメラだったやつはたったひとりだ!そしてそのひとりっていうのは…


続く…

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