アジ漬け海苔ノリ糊

太陽と航海

通り過ぎる嵐と涼しい秋風

鳴り響く鈴虫と届かない空

冬になれば遠くなっていく雲

太陽だって近かった 俺のあの夏

掴め 通り過ぎ去るその前に

心熱く燃えたぎってるうちに

急げあの赤い夕陽まで

沈む前に

沈む前に

羽ばたくトンボと焼き芋のかおり

今も届かない君への思い

春になればもう会えなくなる

隣町まで追いかけたね 白い煙

追いかけ 忘れそうになったその時に

影に埋もれてしまう その直前に

届けあの明るい炎まで

沈む前に

沈む前に

潜ってしまった 僕の濡れた足元

傷の舐め合いはもうしたくはないから

それでも変わらない、変われない

僕の背の高さ

背伸びをしてもバレバレてしまう

履歴を見直した 長いこの夜に

沢山のリプライ スタンプ積み重ね

君が登る階段の屋上まで

昇る前に

昇る前に

昇る前に