第93話 楓お姉ちゃんのミルク
◆エルちゃん視点
今日は珍しくかえでねーたんが家に居ます。あおいねーたんは何やらお仕事があるそうで、今日と明日は家を空けるそうなのです。今まであおいねーたんは無職なのかなと失礼ながら思ってたけど、何と僕の面倒を見る為にしばらくお仕事をお休みにしていたらしい。何だか申し訳無い気持ちになっちゃうよ.......
「エルちゃん、じっとしててね♪」
「んぅ?」
「はい、出来ました♪ ツインテールも似合うわね♡ 私も今日だけツインテールにしてみようかしら? エルちゃんとお揃いも良いよね〜♡」
そして、現在僕はかえでねーたんのお膝の上に座って髪の毛を弄られております。ツインテイル?と言うヘアースタイルで、今日は一日過ごそうと言う事らしい。
「エルちゃああああああああぁぁぁんんんんん♡ むぎゅっ♡ もちもちスベスベ頬っぺた最高♡ すりすり〜♡ もう一日中エルちゃんを抱いていたいよぉ〜エルちゃんは私の事好き?」
「だいしゅきなの!」
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛.......お姉ちゃんもエルちゃんの事大好きでちゅよ〜♡ チュッ♡」
かえでねーたんに抱かれるのは最高です♡ しかし、かえでねーたんが最近かなり無防備なので、少し心配な面もありますね。寝室では裸になって僕に抱き着いてきたり、おぱんつを床に脱ぎ捨てたままだったりと.......かえでねーたんは、もっと自分が美人だと自覚するべきです! 僕がかえでねーたんの脱ぎ捨ててあるパンツを洗面所の籠の中に入れているのですよ? かえでねーたんの穿いたパンツに顔を埋めたい欲望と戦うのも中々に大変なのです!
「エルちゃん、お姉ちゃんとぴったんこしようか♪」
「んみゅ!」
「よし、ソファのところに座ろうね♪」
「わぷっ.......!?」
あおいねーたんの胸も大きいですが、かえでねーたんの胸は更に大きいのです! しかも、僕と出会った時より少し大きくなっていませんか!?
「エルちゃんの大好きなお胸でちゅよ〜♡ あれ? 揉み揉みしないの?」
「..............」
「あれれ? 照れてるのでちゅか? んん? 顔赤くしちゃって♡ 頬っぺたつんつん〜♪」
完全にかえでねーたんに弄ばれています! よし、たまには僕がかえでねーたんを弄んでやろうでは無いか! お返ししてやるのだ!
「えい!」
「おお〜お姉ちゃんの頬っぺたにつんつんするとは.......お主やりますのぉ〜」
「ふわぁっ.......!?」
「エルちゃんの小さなおてて.......ぷにぷに〜♡ はむっ♡」
僕の人差し指をかえでねーたんがパクリと口で咥えてしまいました。するとかえでねーたんは、ドSのような目付きとなり、僕のお耳をはむはむとしたり、僕の身体をがっしりと掴んで逃がさないと言った感じなのです!
「くすぐったいの.......!! あははははははは!!」
「あぁ、エルちゃんの笑顔素敵でちゅね〜♡ もっとお姉ちゃんに素敵な笑顔を見せてくれるかなぁ? うふふ♡」
「こちょこちょは、メッなの! いじわるはメッ!」
「ぐへへ〜悪いお姉ちゃんでごめんね♡ 今宵は闇堕ちした楓お姉ちゃんですよぉ♡ あ、手が滑っちゃった♡」
「あははははは.......!! んみゃあああああ.......!!」
だ、誰か助けて.......!! 脇の下と首は反則だよぉぉぉぉおおおお!! ひぇぇえええええ.......!?
「エルちゃん、笑う門には
「はぁ.......はぁ.......ふぇ? ゆり? きちゃる?」
何だ百合とは.......笑えば百合なるものが来ると言うのだろうか?
「エルちゃん見てると意地悪したくなっちゃうなぁ〜あ、こらこら.......何処へ逃げると言うの?」
「こちょこちょは.......やなの!」
「うふふ♡ そかそか.......じゃあ.......」
なっ.......!? 何で服を脱ぐのですか!? あ、かえでねーたんのこの顔はやばい。ゾクゾクするけど、こう言った表情をする時は、あおいねーたんもかえでねーたんも僕に意地悪する時の顔です!
「エルちゃん〜ミルクのお時間でちゅよぉ〜ほら、これは何か分かるかな?」
「むむっ.......!? じゅーちゅだ!」
「うふふ.......このオレンジジュース欲しい?」
「ほちい.......ほちいの!!」
かえでねーたんがいつの間にか容器に入れたオレンジジュースを用意していました。そして、僕はお姫様だっこをされた状態で、かえでねーたんにオレンジジュースを飲まされるのです!
「これは哺乳瓶と言うの♪」
「ほにゅーびん?」
「この哺乳瓶に飲み物を入れて飲むと美味しくなる不思議な容器なのよ♪」
「しょうなの?」
「うんうん♪」
かえでねーたん.......何でそんなにニヤニヤしているのだろうか。でも、この哺乳瓶とやらで飲むジュースはどうやら美味しいらしい。
「あ、エルちゃん駄目よ。私が呑ませてあげるからね♡」
「ふぇ?」
「これは私が飲ませる事によって美味しくなるんだよ〜♪ はい、この先っちょを咥えて飲んでね♡」
「んみゅ.......」
「今日と明日はお姉ちゃんと2人きりだね♡ 沢山愛情を注いであげるからね♡」
少し恥ずかしいですが、かえでねーたんがそう言うのならそういう事なのでしょう。僕もこの先、色々と常識や物などを学ぶ必要があります。将来恥をかかない為にもこういう事もしっかりと教わらなければならないのだ。
「は〜い♡ 赤ちゃ.......エルちゃんおいちいでちゅか?」
「おいちいの!」
「うふ、うふふふ.......♡ はぅ.......むりぃ.......きゃわいすぎるよぉ 小さなおてて.......ぷにぷに♡」
今、赤ちゃんと言う言葉がちらっと聞こえた気がしたけどきっと気の所為でしょう。しかし、このオレンジジュース.......めっちゃ美味しい。これこそまさに至高の飲み物の1つとも言えるだろう。コーラのあのシュワシュワも至高だけど、オレンジジュースはさっぱりとした甘みで凄い口当たりが良く飲みやすいのだ。
「エルちゃん、私の事をママと呼んでみて♪」
「ふぇ?」
ママって何だろう。でも、この言葉をあおいねーたんやかえでねーたんに言うと2人とも何故か発狂するのです。前にあおいねーたんにママと言ってみたら、その日の晩御飯は物凄く豪華になった記憶があります。
「ままぁ?」
「..............もう一度呼んでみて!」
「ママ!」
「ああああああああああああああああああああああああぁぁぁ.......!!! イケナイ扉が開かれそうだわ! 私の母性が覚醒しちゃう!」
「わぷっ.......!?」
かえでねーたんのお胸の谷間に僕の顔が埋まってしまいました。ご褒美と言えばご褒美なのですが、僕は紳士なのでかえでねーたんに手を出す時は、結婚して夫婦になってからと決めているのだ。
「エルちゃん.......お姉ちゃんのミルクも呑んで良いよ♡」
「ふぁっ.......!?」
「エルちゃんって、女の子なのに男の子みたいな初心な反応するよね〜そこもまた可愛いけど♡」
かえでねーたんのたわわに実ったお胸が顕に.......プルンプルンと揺れている.......ごくりっ。いやいや、落ち着くんだ僕。ここで手を出してしまったら、僕も変態の仲間入りを果たしてしまう。今までかえでねーたんの裸は沢山見てしまったけど、まだ一線を超えた事は無いのだ。
「遠慮しなくて良いからね♡」
「ぐぬぬ.......」
「甘えん坊さんは何処に居るかなぁ?」
かえでねーたんの乳房が僕の目の前に.......凄まじい破壊力だ。あおいねーたんの乳房も物凄かったけど.......って!? 僕は何を考えているのだ!? あぁ.......でも、吸いたい。心は男の子と言う弊害が.......
「女の子同士だから、そんなに気にする事は無いんだよ♡ ほら、お姉ちゃんの乳首こんなにも勃ってるよ.......エルちゃんにチュウチュウして欲しそうだよ?」
「ごくりっ.......ぼ、ボクは.......ちんちだから」
「え? エルちゃん.......ち〇ち〇の方が良かったの?」
「ち、ちがうの! ちんち!」
全く.......えっちなお姉さんを持つと本当に大変ですね。僕の理性を毎日抑えるのにどれだけ苦労している事か.......
「ねえ、エルちゃん。お姉ちゃんと少しだけ.......良い事してみない?」
「良い事?」
「うん、百合がどんなものなのか.......少しだけ教えてあげる♡」
ふわっ.......!? いきなり何故僕の服を脱がすのですか!? あっという間にパンツ一丁にされてしまった。僕の熊さんのパンツがこんにちはと丸見えだよ!
「んむっ.......!?」
「やん♡ エルちゃんったら.......えっち♡」
僕のお口の中にかえでねーたんの乳房が.......僕が舌を少し動かすとかえでねーたんは、物凄くえっちな声を出すのです! あぁ、強制的にでしたけど、これで僕も変態さんの仲間入りを果たしてしまいました。柔らかくて弾力もあり、魔道具のおしゃぶりをしている時よりも何だか落ち着きます。くっ.......かえでねーたんの胸は男性を駄目にする胸だ!
「.......」
「何だか私がママになったような気分ね♡ エルちゃん、遠慮したらメッですからね? 私に沢山甘えないと今日の晩御飯は無しにしちゃうからね♡」
ず、ずるい! 僕の一番の楽しみは美味しいご飯を食べる事.......ご飯を人質に取るとは、かえでねーたんも中々に悪いお人ですね。よし、こうなったら沢山甘えてやるんだから!
「んん〜♡ 何か出ちゃいそう♡」
「かえでねーたん!」
「よしよし♡ あっ.......そこはだめ.......」
たまたま僕の足がかえでねーたんの股間に当たってしまいましたが、僕はそこで気づいてしまったのだ。かえでねーたんのおパンツが濡れているのです!
「エルちゃん、そこは一番敏感な所だから、もし触るなら優しく触ってね♡」
「ふぁああ.......!?」
「♡」
これはやばい! かえでねーたんのスイッチが完全に入る前に他の話題で気を逸らそう!
「あ! かえでねーたん! ももねたん、わすれてゆの!」
「あ、そうだったわ! 西園寺モモネちゃんのお歌が動画で配信されるんだったわ! エルちゃん、お姉ちゃんと一緒にモモネちゃん見よっか♡」
「モモネたん!」
ふぅ.......何とか僕の貞操は守られました.......ふむふむ、適当にモモネちゃんと言ってみたけど、どうやらモモネちゃんがお歌を披露するらしい.......最近僕はもう1つハマってる事があります。勿論、僕の心の中の師匠.......みくるちゃんを見る事と西園寺モモネちゃんと言う可愛い女の子の動画を見る事だ。これがまた可愛くて、見ているとほんわかするのだ!
「あ、エルちゃん丁度始まる所だよ♪」
「おおっ.......!」
しかし、今でも不思議に思う事が沢山ありますが、そのうちの1つがこんな小さなスマホと言う魔道具で色々な映像が見れる事だ。これの原理がどうなっているのか未だに想像がつかぬ.......こんな事を僕がいくら考えた所で分からないものは分からない。そう言う物なのだと思っておこう。
〘本日のスペシャルゲストの登場です! VTuberの原点にして頂点! 妹系VTuberの西園寺モモネちゃんだ!!!〙
〘やっほ〜お兄ちゃんやお姉ちゃん達、こんばんみ〜! バブみ系妹アイドルのモモネだよぉ〜ん♪ 〙
モモネちゃん来たああああ!!! 何だろうか、この守ってあげたくなるような愛らしさ。頭撫で撫でしてあげたいほどに可愛いのだ! 僕には歳上のお姉さん達が居ますが、歳下の妹や弟は居ないのです。僕も先輩風と言うのを味わってみたい.......
「あらあら、今日のモモネちゃんの衣装はメイド服だね〜今度葵ちゃんにも着せようかしら♪」
「めいどふく?」
「うん♪ エルちゃんも着たい?」
「やめとくの.......」
こ、この衣装は.......ゴリラウダーパイセン事、キララさんが着ていた衣装では無いか! うぐっ.......この衣装を見るとどうしてもキララさんが脳裏に過ぎってしまう.......だけど、モモネちゃんが着ると物凄い似合っている。まさに目の保養だけど、どうしてもこの衣装は解せぬ.......僕の脳内でキララさんがウインクしているよ.......おえぇぇ。
「ふにゅ.......」
「どうしたのエルちゃん?」
少し前から気にはなっていたのだが、モモネちゃんの声が気の所為だろうか.......あおいねーたんにそっくりなのだ。この特徴的な愛らしい声、あおいねーたんと同じだ。
「モモネたん.......あおいねーたんにこえ、にてゆの」
「ん? あぁ、だってモモネちゃんは葵お姉ちゃんだからね♪」
「んぅ? あおいねーたん?」
どういう事だ? 確かに声はあおいねーたんそっくりだけど、見た目の容姿は全然違うぞ? しかも、髪の色も胸の大きさも全く違う。
「うふふ♡ エルちゃんにもいつか分かる時が来るよ♡」
「モモネたん.......あおいねーたん?」
「お姉ちゃんとぴったんこしながら、一緒にモモネちゃん見えようね♡」
「んみゅ!」
かえでねーたんと裸で抱き合いながら、僕はモモネちゃんの動画を見ました。モモネちゃんの動画よりも、かえでねーたんの胸が僕の背中に終始当たっていて、動画の内容が全く頭に入って来ませんでした。本当にかえでねーたんのお胸はえっちでけしからんです!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます