お風呂♨にドボン
橙 suzukake
壱の湯 朝風呂♨にドボン
朝ラン後は、いくつかのアミノ酸系を牛乳に溶かしたプロテインで流し込んで浴室へ。
ドリンクホルダーのウエストバッグと、汗でびしょ濡れになったウエアをネットに入れて洗濯機に放り込み、浴槽のふたを開けて、お風呂用の枕をセットしたらすぐにドボンします。どうせ、昨日の残り湯で、この先、誰も入らないので掛湯無しですぐにドボンです。
♨♨♨・・・ 至福です。
湯温は、夏なら37度くらいでしょうか。冬なら確実に35度以下だと思いますが、いずれにしても、入る前に追い炊きしません。そのままドボンして、幸せのひとときを過ごしてから【追い炊き】のボタンを押します。
「追い炊きします」
と、40歳手前くらいの女性の声色がそう告げます。
設定温度は39度が私の好みです。ぬるめのお湯にゆっくり浸かるのが好きです。
職人さんのように(あくまで私のイメージです)熱い風呂にザブンと入って、ひと汗掻いたら両手ですくったお湯で顔を拭いて、サッとあがるようなせっかちな入浴は好みません。
浴槽に面した西側の窓を開けます。湯船に浸かりながら見上げると、箱庭に植えられた笹の葉と、名前の知らない広葉樹の葉と西の空が見えます。入り込んだ外の空気が湯に浸かっていない体の部分を撫でて、ちょっとした露天風呂の雰囲気を味わいます。
そうこうしているうちに、うとうとし始めて、間もなく眠りに落ちます。
時間にして20分から30分位してから目覚めて、体を洗ってから浴室を出ます。
「湯船で眠るのは失神しているのと同じだからやめたほうがいいって」と職場の同僚から助言されますが、なんだかやめれません。
これについては、もう少し字数が必要となるので弐の湯で触れたいと思います。
壱の湯はここまで。さあ、♨あがりましょう。
*近況ノートに【補足】あります♨
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます