悪魔の世界『悪夢』では悪魔が経済をまわして高度な暮らしをしています。エネルギー資源・貨幣は魔力でまかなわれています。魔力を固めてコインをつくっているのです。ただ、悪魔たちは体内で魔力をつくれません。そこで、人間です。人間は体内で魔力をつくってくれるありがたい資源なのです。人類が滅ぼされていないのは気まぐれなのと、存在意義的に人間ありきの悪魔ゆえに出来ないのと、この実益の部分が要因ですね。なので本当はそこらじゅうで契約が発生していて、人間は悪魔たちに食い物にされまくってます。彼らは人間世界にいつでもこれます。ただし、人間世界だといろいろ死ぬ可能性があるので、基本的に強い悪魔ほど、下っ端に現場を任せて、ビビッて悪夢から出て来ることはないです。永遠を生きるゆえに死を過剰に恐れているのです。双子は人間を舐めきっているのでかなり不用心ですね。本来ひっそり営業活動しなくては悪魔が恐れていた『悪魔狩り』の属性をもった悪魔祓いの組織に見つかってしまいますから。人間と悪魔のチカラ関係は絶望的ですが、人類の一部には彼らを殺すほどに練り上げた戦士たちがいます。この戦士たちとは残念ながら剣聖たちではありません。

巨大化とドーピングはなぜか負ける予感しかしない不思議」