第2話 嫌われてしまった
「ねぇ、あんたうざいんだけど、話しかけないでくれる?」
がびーん!
ヒロインが好きになってくれない
むしろ嫌われてしまったよ
うわうわ どうしよう
やっばい やばい
俺の物語 ここで終了
やだ それ 未完じゃないですか
雑誌の途中で 無理やり交代
俺の意思は託したぜ
後の作者 がんばれや!
なんで 嫌だよ やめてよね
もっと続けたいんだよ
主人公って
クビ突っ込めば突っ込むだけ
株が上がるもんじゃないの?
話しかければ話しかけるだけ
きゃっきゃっされるもんじゃないの?
「だから、こっち見んなつーの」
「ストーリー」
ラブコメ物語の中の世界に転生した!
だから、ヒロインにお近づきになろうとしたんだけど、相手にされない。
なぜだ!
見た目も、言動も主人公そのままを心がけてきたのに。
「あんた、私が人の心よめるって事忘れてない?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます