第2話 人生の最後に最高の景色を



 青の果てに 何が待っているのだろう

 雲の向こう 飛び込んでみたら


 夢の向こうに感じていた 遠い世界

 伸ばした手で 触れられるのかな


 心の奥にあった ひそやかな願いに

 目を向け 続く景色 

 綺麗なもの あったって 思い出したから


 限りある生の終わりに

 見たい物 あるならば

 明日が来る前に

 そこにたどり着いてみて

 

 この目に 映したいな




「ストーリー」

 子供の頃に、あの山のてっぺんには何があるんだろうって、いつも思っていた。

 近くにあるけれど、結局登った事はなくて。

 良い機会だと思うから。

 だから、そろそろ。

 行ってみようかな。



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