第15話 lineノベル閉鎖、編集者不要論?あたらしい出版のカタチ?
2020年が始まり。
コロナウイルスが日本中に広がるという大事件がおきました。
そして、web小説投稿サイトではlineノベルが1年で閉鎖です。
なんだかんだと続いていくと思っていたので驚きました。
その事について多くの方がすでに分析をしているので自分が語る事はほとんどありません。
またlineノベルを立ち上げた三木一馬氏も2021年8月noteにて分析をしていました。
【あれから一年】『LINEノベル』の失敗と敗因分析+これからの取り組み【ウェブトゥーン編集者募集】
その中でちょっと気になる事があったので書きます。
ずばり編集者不要論です。
自分は編集者はいた方が良いと思っています。
ただ、昔のように必須ではなくなった。
なぜなら、金銭を貰うのだから出来る限り誤字脱字はなくさなくてはならない。
しかし、作者である自分だけではチェックがおろそかになってしまう。
誤字脱字報告があるたびに申し訳ない気持ちになります。
そんな誤字脱字を減らすためにも編集者はいた方が良く、編集をしてくれる人を雇いたいとすら思いました。
さらに表紙挿絵担当や英語化担当の人を雇い、根崎タケル出版という法人を作りたいぐらいです。
そもそも、収益化が可能なサイトに作品を投稿するというのは書店に本を並べるのと変わらないのではないでしょうか?
つまり、カクヨム書店やマグネットマクロリンク書店に根崎タケル出版が本を出す。
似たような事は電子書籍ではすでに行われ、書店で売らず電子書籍のみを販売する出版社は既にある。
もちろん個人でも電子書籍を販売できる。
これまではほぼ出版社だけが本を出版できましたが、ネットを利用すれば誰でも同じような事が簡単にできてしまう。
これこそが「あたらしい出版のカタチ」だと自分は思います。
逆に言えば古参の出版社にとっては脅威になるかもしれません。
多くの有名な出版社が協力したlineノベル。
今更ですがlineノベルは「あたらしい出版のカタチ」ではなく「ふるい出版のカタチ」を守るためにあったのかもしれません。
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