◆第6回ネット小説大賞を受賞した、書籍化作家(?)のエッセイ◆
根崎タケル
第1章2014年9月~2021年9月
第1話 自分が小説を書き始めるまで
正直に言うとエッセイを書くかどうか迷いました。
こういうエッセイは結果を出した小説家が書くから意味があると思うからです。
結果も出していない者の自分語りを誰が読むのだろう?
しかし、とある方のエッセイを読み自分も書いてみたくなりました。
それがこのエッセイだったりします。
最初は暗黒騎士物語の制作秘話、残りはweb小説の収益化の話になります。
興味のない方は読まない方が良いかもしれません。
元々自分は小説が好きでした。
もちろん今でも好きです。
特にファンタジーが好きでその世界観に浸るのが好きです。
また、小説以外でもギリシャ神話等の神話やファンタジー系のTRPGの設定資料集を読むのが好きだったりします。
高校生の時に何故か図書館に「指輪物語」や「王女とゴブリン」「ゲド戦記」等があり読みふけっていました。
独自に自分オリジナルのファンタジー世界を作ったりもしていました。
そして、やがて小説家になりたいと思うようになったのです。
ただ、書いた小説はどれも完成せず、文才のなさに小説家を諦めました。
その後高校から大学に入り、卒業して社会人になり、忙しさから好きな小説を読む時間は減り、時が流れていきました。
しかし、ある時web小説から書籍化した本を読み、それが小説家になろうというサイトだと知り、それが全ての始まりでした。
自分でも書けそう。
いくつかのなろう発の小説を読み、そう思ったのです。
そして2014年9月に「暗黒騎士物語」を書き始めたのでした。
ただ、ほとんど読まれる事はありませんでした。
ランキングを上げる方法を知らなかったので、毎日投稿もせず、2週間に1度の更新。文章も酷かったので当然の結果でした。
だけど、それでも楽しかった。
なぜなら自分が創ったファンタジー世界を形にして世に出す事が出来るのですから。
書き続けていると読んで下さっている方の中に小説のノウハウを教えてくれる方もいて、おかしな点を修正していきました。
こうして暗黒騎士物語は紡がれていったのです。
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