第4話 冬

妄信だ人を待っているなんて私の人生って

一体何なぜどうしてなんだろうかな。

枯葉がくすぶる小さな炎で穴を作る

一つ、二つ、三つ

数えていてもそれ以上増えやしない

盲信だ神様を待っているなんて人の人生って

一体何なぜどうしてなんだろうかな

ミミズを切り刻むカッターで左手使って

一つ、二つ、三つ

数えなくてもそれ以上切り刻まない私

もう死んだ人を持っているなんて私って

一体何者なんでこんな風になっちゃったんだ

一つ、二つ、三つ

数えているうちに鏡は割れて粉々

君への想いを未だに霞んだ目に写そうとして

そして冬がもうすぐ来る

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