第2話 月の道

「月の道」


こんな夜の中に

月あかりの道が開き

孤独な命たちが

ゆっくりと目を覚ます


こんな夜の果てに

月あかりの道が続き

疲れた命たちが

ゆっくりと歩いている


人は誰でもつまづくのだから

自分で立ち上がればいい

月の道が話しかける


人は誰でも孤独なのだから

自分で歩き続ければいい

月の道が教えてくれる


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