第16話
朝、俺は鳴り続ける通知音で目が覚めた。
「えぇ?なんだ?」
スマホを開くとTwitterの通知がカンストしていた。
「え?バクってる?」
俺は昨日の夜にVTuberとして活動していく用の垢とYoutubeのチャンネルを作ったばかりだ。
Twitterを開くといいねが1.5万、RTが5000を超えていた。
さらにフォローも2万という驚きの多さになっていた。
俺は驚きすぎて、逆に冷静になった。
「とりあえず飯作るか」
今日は、学校があるのでゆっくりしてられない。
ちなみに、Youtubeの方は通知を切っているので、どうなっているかはわからないけど、Twitterがこの様子だとYoutubeの方も凄いんだろうなぁ。
俺はYoutubeの登録者数も気になるが、見ると何にも手が付かなくなる気がしたから、学校から帰って来てから見ることにした。
俺は顔を洗い、リビングでニュースを見てから朝食を作る。
「今日は味噌汁と焼き鮭でいいかな」
俺は味噌汁と焼き鮭を作り、茶碗に米を盛ってから響を起こしに行く。
コンコン
「響〜、朝だぞー起きろー」
俺は扉を開ける。
すると響が椅子に座ってパソコンをいじっていた。
「起きてるぞ!おはよう!」
「………あぁ、これ夢だわ。てことはTwitterも夢って事か」
響が起きているはずが無い。
だってあの響だぞ?俺は相当リアルな夢を見てたみたいだ。
「勝手に夢扱いすんな!」
響がそう言って肩パンしてくる。
「いでっ!夢…じゃない…だと!?」
「ちゃうわ!!てかお前TwitterとYoutube見たか!?やばいぞ!」
「知ってる、でもまだYoutubeは見てない。Twitterだけ。
見たら何にも出来なくなる気がするから学校から帰ってきたら見ることにする。」
「あ、今日お前は学校休みだぞ!」
「は?」
え?俺、風邪でもなければ用事もないぞ?
てかお前"は"?
「俺が学校に連絡しておいてやったぞ!!」
そう言って響はグッチョブポーズをしてくる。
「えぇ?…誰も頼んで無いんだが…てかなんでそんな事したんだ?」
俺は勝手に欠席連絡をした理由が気になった。
ちなみに俺はもう受け入れた。
だって実質休みだろ?最高じゃん!
「あぁ、それは今日お前に行ってもらいたい所があるからな!」
「え、どこ?」
なんかやばい所に行かされそう…
「詳細は言えないがとりあえず住所送るわ!」
そう言って響が俺のスマホに住所を送ってくる。
「じゃ!今すぐ行ってこい!」
「は?今すぐ?」
「そうだ!じゃあ行ってこい!!夕飯は春華の家で食ってくるから!」
そう言って響に押され、必要最低限の物を持たせられ、家から追い出された。
ガチャ!!
「はぁ?鍵閉めやがった!」
俺は鍵を使って開けようとするが、鍵を持っていないことに気づく。
「これは…行くしかないかぁ」
俺はやばい所に送られるんじゃないか?
ヤの付く人達がいる所か?
と不安になりながら電車とバスを乗り継いで住所に書かれている場所に向かう。
そして30分程して着いた所は……………
「高層…マンション?」
いや待て、このマンションを根城にしている集団なのかもしれないぞ。
俺は警戒しながら入口にまわる。
するとそこには……
「え?新奈さん?」
新奈さんが立っていた。
すると新奈さんが俺に気づいたようで、こちらに寄ってくる。
「やっほー、よく来てくれたね。それと朝早くからごめんね〜」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読んでくださりありがとうございます!
今回短くてすいません。
次はいつもと同じ長さになる予定です。
それと10万PVありがとうございます!
あとTwitterとマシュマロを始めました!
マシュマロの事を教えてくださった方ありがとうございます!
https://marshmallow-qa.com/syousetu22?utm_medium=twitter&utm_source=promotion
↑ここからマシュマロで小説のネタ、案募集します!
気軽に投稿してね〜待ってます!
Twitterは猫のストーカー・カクヨムで調べると出てきます!
フォローしてくれてもいいですよ?(謎のツンデレ)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます