前のエピソード――第35話　ウマ娘の謎

　前回、「ウマ娘はメスの個体しか無い」と書きました。では彼女達はどの様に繁殖するのでしょう？

　…まぁ、お相手は人間の男性しか居ませんよね？w

　やはり担当トレーナーと結ばれるケースが多いのでしょうか？　ゲームでもナイスネイチャやマチカネフクキタルのシナリオでは、彼女達はトレーナーを1人の男性として意識していました。

　実際、ウマ娘達の中でも父親について語っているシーンが散見される（ミホノブルボン、エルコンドルパサー、マヤノトップガン、エイシンフラッシュ、ウオッカ。まだいるかも…）ので、人間とウマ娘は問題無く結婚できるし子供も作れるみたいです。

　ちなみに母親がウマ娘だと明確に語られているのはスペシャルウィーク、エアグルーヴ、キングヘイロー、ダイワスカーレットかな？　そしてグラスワンダーには妹、マチカネフクキタルには亡くなった姉が居て、話の内容から共にウマ娘だと想像できます。

　ウマ娘には女系が多いのかと思いきや、カレンチャンには兄が、ウォッカには弟がいるそうです。普通に人間との混血が問題無く進んでいると考えられます。

　ウマ娘と人間の女性に耳と尻尾以外の外見的差異はありません。

　なので性行為も何の問題もなく可能であると思われます。

　エルいわく「尻尾を強く握られると痛い」そうなので、尻尾には手足以上に神経が集まっていて、性感帯になりうるのでは？　などと想像してしまいますw

　えー、で、問題はですね、スターウマ娘の誕生日って春先に集中してるんですわ。

　恐らくスターウマ娘だけで無く、ほぼ全てのウマ娘の誕生日は2月〜6月にかけての期間だと思われます。

　これは偶然ではなくて『モデルの馬の誕生日がそうだから』にかかっています。

　どういう事かと言うと、馬は年中性交できる人間と違って発情期以外には交配しません。

　そしてウマ娘達の誕生日が近い事から、ウマ娘にも発情期があって、その期間以外では子供を作らない、と考えられると結論付けました。

　馬の妊娠期間は人間より若干長いのですが、ウマ娘の妊娠期間はやはり人間同様の十月十日で考える方がしっくり来るのでそちらで計算します。

　そうなるとウマ娘の発情期は7月〜8月の夏休み時期となり、人間でも最も性の開放される時期と重なります（！）

　う〜む、意味深w

　それ以外の時期にウマ娘とは性交出来ないのか？　と言う疑問にはまだ答えが出てません。

　女性（ウマ娘）がその気にならないから出来ないという説と、行為そのものは出来るけど妊娠しない説が提唱できます。

　前者は男女間の正当な営みであるセックスを拒まれて我慢できる（別れずにいられる）男性がどれだけいるのか（人間より強いウマ娘を無理矢理犯すのはまず無理でしょう）？　という問題があり、後者は『妊娠しない』事で男性陣は大喜びでしょうし、それを売りにしてウマ娘が性産業に投入される確率が増える、という問題があります。

　この辺は公式からコメントが出るとは到底思えないので、もう少し煮詰めてから自作品に活かそうかな、と考えております。

　現実の競走馬は殆ど（97%）が北海道の牧場で生まれて育ちます。これは馬を十分に飼育できる広さの牧場が北海道にしか無いのが理由と思われます。

　ウマ娘も同様に道産子ばかりかと思いきや、そんな事はありませんでしたw

　まぁウマ娘なら人間と同じ物を食べますし、近場の公園外縁や競技場で走れるので、全国で生まれていても不都合は無さそうですねw

　最後に余談ですがウマ娘にはウマ耳と人間耳の両方、都合4つの耳があります。アニメでマックイーンの人間耳が描かれていたらしい（未確認）し、ゲームのモブウマ娘の耳朶も描かれていますw　ただ、その人間耳に聴覚機能が残っているかどうかは微妙です。ウマ娘専用の家庭用電話機にはクソ長い受話器が備わっていますのでw