第33話 プランAとプランB
アグネスタキオンの話が出た時に少し触れましたが、タキオンは生来の脚の弱さからウマ娘としての『弱さ』を克服する為に、主に投薬によって肉体を改造しようとしていました。
自分を改造し自身でターフを駆け抜けるプランA、他人を改造し己の夢を託すプランB、このどちらかを選択するかによってアグネスタキオンの人生は大きく変わります。
タキオンのシナリオでは恐る恐る様子を見ながらもプランAで戦っていく姿がみられます。
ではプランBはボツになってしまったのかと言うとそうでは無く、マンハッタンカフェのシナリオによってその全貌(?)が明かされます。
カフェのシナリオではタキオンは早々に自分の体に見切りを付け、カフェのアドバイザーとして参謀役に収まります。
研究の成果が出て、カフェの躍進に喜びながらも反面複雑な気持ちを抱えるタキオン。
終盤、「カフェを勝たせたい」気持ちの裏で「自分が勝てない、スピードの先にある世界を見るのはカフェではなく自分だ」と、カフェ陣営に絶縁状を突き付けて姿を消します。そしてカフェシナリオの最終戦、有馬記念でカフェの前に現れたのは… というストーリー。
いやぁ熱いですね! ウマ娘のゲームって基本的に同一時間軸のパラレルワールドなのでプランAとプランBの展開は同時には起こり得ません。
でもゲームの特異点であるトレーナー(プレイヤー)だけは沢山のウマ娘達の人生を覗き見る事が出来るのです。
これってとても素晴らしい事ですよねぇw
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