藤と声呪いの魔法使い
冬城ひすい@現在毎日更新中
プロローグ
オレ――
いわく『
その生徒と言葉を交わすと不幸に見舞われるらしい。
実際に骨折をした生徒も見たし、今まで仲睦まじかった男女が破局したということも聞いたことがある。
他にも彼女と関わったことで不幸が起こったそうだが、この学校では唯一オレだけがその噂を信じていない。
だって、それらはきっと偶然だ。
魔法でもなければ、言葉を交わしただけで不幸に見舞われるなんてことはありえない。
そして現実に魔法があるはずがないのだから。
天ケ瀬優衣とは、銀色の髪とサファイアブルーの瞳を持つ少女だ。
授業中以外は常にヘッドフォンをして耳を塞いでいる。
こんなところがきっと噂を拡散する要因になっているんだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます