人喰いの秘匿
㋑CH4
人喰いの秘匿
1
見世物市は先週から開かれていた。
市内に掘っ立て小屋が建ち並び、諸外国を巡っている商人らが骨董や珍品の類いを連日展示していたのだ。
しかし早朝の市は、街と同じく日曜日の惰眠を貪っているようで、まだ開店していない。6時を回ったばかりなら当然だろう。
そんな中にあって、一軒の掘っ立て小屋の前だけは人だかりができていた。わたしもその内の1人に過ぎなかった。
簡素な柱を支えにして被せただけの波板の屋根に、これまたぶら下げただけの
隣に立って同じように小屋の中を覗いていた男の話では、この小屋は画家を飼っており、絵を描く様を展示物としながら、時折絵を売っていたようだ。いずれの画家も偏屈そのもののような人格で禄に口も利けなかったらしく、しかし瞬く間に描かれる絵には人を魅了してやまないものがあったらしい。
なるほど、小屋の中の地面にはキャンバスや絵の具の
3人の男がいたのだ、と小屋の持ち主は駆けつけた警察に話している。持ち主の親爺は酷く狼狽えていた。
狭い小屋の中に転がっている一際大きな塊が胴体であることは明白だった。1人は扼殺されて、首が折れて丸刈り頭があらん方を折り畳まれている。もう1人は首を2周ほど捻られており、喉が幼児の腕ほどもか細くなっていた。こちらも頭髪はなく坊主だった。最後の1人に至っては首から上そのものがない。
この現場を作り出した者は殺害にするだけでは飽き足らず、被害者の絵描きたちから腕や脚を
そんな余計なことをするくらいなら証拠の一つでも隠せばいいだろうに、凶悪犯は毛髪と思われる毛の塊を落としていったようだ。小屋の持ち主の話では、被害者は全員坊主でそんなふさふさの毛は持っていないと言っていた。
酷い光景に当てられて吐き出したくなる衝動を抑えながら、わたしはよろよろと歩いて、はす向かいにある別の見世物小屋に入った。
2
やはりまだ開店していない小屋だったが、施錠ができる扉などもなく、難なくわたしの侵入を許した。早朝だったためか小屋の持ち主のドイツ人もいない。
その小屋は鰐を展示していた。なんでも、ロンドンの下水道から引き上げたという曰くありげな白鰐だった。身の丈は大の大人3人ほどもある。
鰐の脱走を防ぐため、鉄製の太くて背の高い杭が十数本も地面に直に刺されて鰐の周りを囲っている。鰐がよく見えるように蓋はしていなかった。
鰐は昨日と変わらない姿のまま、動物らしい茫洋とした目をわたしに向けている。
むかついていた胸をようやく宥めたわたしは口を開いた。
「おはよう。まだ生きている感じかい?」
誓って言うが、わたしは気が触れている訳ではない。いくら凄惨な事件現場を見たからといっても正気である自覚はある。わざわざ開店前の見世物小屋を訪ね、鰐に話し掛ける様はまるっきり奇人の振る舞いだが、これも事情あってのことだ。
「…………ああ、おはよう。今
しかし、口を開けてもいない鰐から声が聞こえてくるのである。こればかりはさすがに自分を疑いたくもなったが、当然これも幻聴ではない。
「まだ6時を回ったばかりだ。君はいつまでそんな馬鹿げたところに居るつもりなんだ」
「これが捨てたものじゃなくてさ、少しジトジトしているのが厄介だが、案外悪いもんじゃないだぜ?」
わたしの友人は――鰐の腹の中から、そう答えた。
3
昨日のわたしは、親交の厚い友人に大きな鰐を見せるために見世物小屋を訪ねていた。随伴には友人の細君も来てくれていたが、わたしの目当ては寧ろ彼女だった。
友人は定職につかず、視線もどこか朧気に宙を彷徨いがちで、
そんな友人の細君は肌艶の良い別嬪さんで、とても彼には勿体ないような器量の女性だったが、どうも彼女は彼に首ったけのようで、いまだわたしには春の訪れを感じられない。
しかし、その細君から相談を持ちかけられて、旦那を外に連れ出してやってくれないかと言われれば二つ返事で引き受けてしまうほどにも、わたしは諦めが悪かったのである。ああ、そうだとも。
案の定、巨大な白鰐は友人氏のお眼鏡に適った。
「おお、この鰐を見たまえよ。これはよく開きそうなお口だ!」
などとはしゃぐ彼を余所に細君は今ひとつ鰐には関心がないようだった。これ幸いと友人をほっぽり出して、細君と他の展示物を巡りながら彼女に声を掛けていた。細君はやや煩わしそうな顔をしていたが、わたしにとっては至福の時間には違いなかった。
――――その瞬間までは。
「――――あ゛!!!!!!!!」
最早誰の叫びだったか分からなかったが、見世物小屋の誰しも同じものを目の当たりにしていた。大口を開けた鰐の中に消え行く友人の足を。
それが昨日のことだった。
4
「いい加減出てきてはくれまいか? 腹も減るだろうにさ」
困った顔をしたわたしの表情は友人には見えないことだろう。
「いやいや、鰐氏とは同じ釜の飯――いや腹の飯を食べた間柄でね。仲良く半分こさ。腸内細菌にでもなった気分だよ。君も食べられてみるといい。いつも食べてばかりの人生なのだから、一度くらい食べられるくらいが刺激になるだろう」
無表情の鰐から友人の笑う声が聞こえてくる。
正気を疑いたくなるような言葉だがこれは今に始まったことではない。昨日も鰐の前で慌てふためく我々を前にして、友人はこのように煙に巻いてくるのである。早々にパニックに陥っていた細君も泣き腫らした後には帰宅した。彼女の建前、わたしは食い下がっては見たものの夜間の説得はまったくの無駄骨に終わったのである。
「君がそんなに鰐に興味を示してくれるなんて嬉しいとは思ったがね。好奇心は猫をも殺すと言うぜ?」
「それはイギリスの諺だったね。ロンドン育ちの鰐氏を気遣ってのお言葉かな?
なに、気に病むことはない。人間いつか死ぬものだし、それが昨日だったとか今日だったとかは些末にして問題にするべきじゃない。ぼくの生まれ故郷じゃ『未だ生を知らず、焉んぞ死を知らん』というお言葉もあるしね、住んだことはないけど」
「本当に死んでしまったら、女房はどうするんだ。ぼくは鰐の糞になってしまった君のために線香を上げるのは御免だね」
言ってて段々腹が立ってくる。しかし細君に浮かれて、彼を野放しにしていたのはわたしだから情けなくもあった。
「まあまあ、落ち着きたまえよ」
どうして、目の前の鰐の胃袋に収まっているような男に宥められなくてはならないのだろうか。そんな疑問をふと思い浮かべて少し冷静になった。
「ところで、なんだか外が騒がしいようだけど、何事かあったのかい?」
5
わたしはついさっき外で見てきた凄惨な事件のことを伝えた。
すると友人は言った。
「それはオランウータンの仕業だね。3人もの人間を殺害して、遺体をバラバラにしたんだ。ある目的のためにね」
唐突かつ突拍子もない発言にわたしの心臓はひとつ大きく鼓動した。
「一体どうしてそんなことが言えるんだ? ぼくは昨日の君のことがあったから、てっきり鰐が檻から脱走して3人を喰い殺したんじゃないかと疑っていたよ」
「この鰐に? それはできないよ。この鰐氏を囲っている檻は屋根こそないものの杭の背が高くて出ることは敵わないだろう。小型の鰐ならいざ知らず、こんな巨大な鰐が自重を支えたまま立ち上がれるとは思えないね。第一、昨晩はぼくが腹の中に収まっていたんだから下手に動けば目が覚めちゃうぜ。つまり、ぼくが生き証人さ。気の置けない同居人のためならば、喜んで一肌脱ごうじゃないか」
「今にも消化されそうな奴が言うことか」
しかし、友人の話も尤もである。檻を構成する杭は大人が跨ぐことができないほどに背が高い。檻の外に出るには白鰐は大きすぎるし、杭を倒して脱走していたら大騒ぎになっていただろう。
「……それにしても、いやあ今日の君は一体どうしたんだい。まるで推理小説に出てくる探偵みたいじゃないか。
「推理だって? こんなのは推理でもなんでもないよ。そんなことはちょっと考えれば誰にもでも分かることさ。鰐氏に丸呑みにされてぼくのおつむが活性化しているんだろう」
鼻で笑ったように否定する声色には、満更でもない気持ちが滲んでいる。鰐の腹の中で鼻持ちならない面の友人がほくそ笑んでいるのをわたしは想像した。
「じゃあ、君はなんでこんな高い檻を乗り越えてまで中に入った挙げ句に丸呑みにされてるんだ?」
「他人の失点を必要以上にあげつらうのはハンロンの剃刀と言うんだったかな。腹の中のぼくにも君の姿は見えないが、君が悪意のある問いかけをしていることはばっちり伝わってくるよ。これはぼくの純然たる知的好奇心と不注意が招いた結果であって、問題はそこじゃないだろ」
「そうだった。すまない」食い気味に謝った。冷静に諭されて、わたしは恥じ入っていた。「オランウータンの仕業だと言ったね。それは本当なのか?」
わたしが友人に話を促そうとすると、見世物小屋の主人が戻ってきた。わたしの顔を見るとむっと眉根を寄せて抗議の意志を見せる。
「なんだ、アンタ、また来るのか。何度来る、無駄。アンタのともだち、ずっと鰐の中。わたし、鰐、見捨てない。この街の警察と違う」
この国の言葉に不慣れなのだろう。たどたどしい片言の言葉で難色を示してくる。
「警察が何を見捨てたって?」
わたしが問いかけると、主人の表情は険しくなった。
「わたし、無駄話、しない。商売、邪魔する、ダメ。鰐、見るなら、金払う」
わたしは彼に小銭入れをそのまま放り投げた。主人は中を覗くと破顔してそれを懐に収めた。
「同業の、猿が、小屋から消える。昨日のこと。
警察、人殺しの事件で、取り合わない。知らんぷり。
猿、盗むの、フランス人。
フランス人、とても騒ぐ、わたし、昨日、聞く。
画家、殺すのも、フランス人、きっと。
ドイツ人、違う。わたし、人、殺さない」
最後の言葉から察するに、主人は警察に殺人事件の関与を疑われているらしい。
他にも気になる言葉はあったが、友人の話と最も関連性が高そうな猿という言葉が出てきた。
わたしは、もしやその猿とはオランウータンではないかと訊ねると、「アンタ、なんで、知る?」と怪訝な顔をする。
気味悪がって、「もう、無駄なこと、しない」と小屋から出ていった。
6
主人はあぶく銭を握って飲み屋にでも向かったのだろう。とにかくこれで邪魔者はいなくなった。わたしは丸椅子を檻の前に引いて、どっかり座った。
どこに人の目があるか分からない中、長く鰐に話し掛けるのは不本意ではあったが、友人の話は長くなりそうな予感がしていた。
「現場には体毛と思われる毛が散らばっていた。君の話では被害者はみんな坊主だというし、犯人のもので間違いないだろう。
遺体が凄まじい力で締め殺されていたり、首が捻れていたのはオランウータンの怪力によるものだ。あれは我々人間とは比べようもないほどに握力がある」
「別の見世物小屋から脱走したオランウータンが、これまた別の見世物小屋で飼われていた画家を殺したというのか」
「故郷の南国からこんな辺境の地に連れてこられて、さぞやストレスも溜まっていただろう。食糧だって、禄に与えられていなかったようだ。普段は絶対食べもしないような動物の肉に手を出して、そして人間の味も覚えてしまったようだ。
だが、それだけじゃな――」
「ちょ、ちょっと待て」
わたしは口を挟む。
「食べた? 食べただって?」
彼の話は、あまりに飛躍しすぎていた。
目の前の鰐、否、友人はオランウータンが人間を食べたと言っている。
「一体どうして……」
どうして、と口にして。
何を馬鹿な、と否定する。
動物が他の生き物を殺すのに動機があるだろうか。
それは飢えを癒やすためでなかったらなんだというのか。
しかし、何か引っ掛かっている…………。
そう、確か友人は先ほど言ったはずだ。
『ある目的のためにね』、と。
まるで動機があるような口振りだった。
彼はわたしの言葉が続くのを待っているようだった。
「どうしてそんなことまで分かるんだ?
さっきからの君の話はまるで見聞きしてきたようじゃないか」
わたしは動揺を留め、質問を変えた。
鰐の腹の底から長い嘆息が聞こえると、真実は驚くほど単純なんだと友人は言った。
「昨晩、君が帰った後のことなんだけど、この小屋に訪問者があったんだ。そいつも鰐が言葉を話すものだから大層驚いていたよ。そいつは絵を描くようだったが、伸び悩んでいたようだ。自分には実力がない、才能がないんだと訥々と話していたよ。だけど、ぼくも絵を描くんだと意気投合しちゃってさ、絵の話で盛り上がったよ。安酒でもあればもっと楽しかっただろうな」
君も大して絵は上手くはないのにな、と思ったが余計な口は挟むべきではない。
しかし、わたし以外にも鰐に話し掛けていた者がいたとは驚きである。
「一体誰だと言うんだ、そりゃ。死んだ画家か?」
「いや、件のオランウータン、ご本人だよ」
「オランウータン!?!?!?!??」
「ここまでの話は、犯人本人から直接聞いたんだ。だから推理でもなんでもないと言ったじゃないか」
開いた口が塞がらなかった。
黙っているわたしを窘めるように彼は話を続けた。
「そのオランウータン氏を仮に“彼”と呼称するが、”彼”は見世物小屋で筆を握らされていたようだ。
外国からやってきた珍獣が筆を握って絵を描けば、それだけでも売れそうだと”彼”を連れてきた人間は思っていたのだろう。上手ければそれで良し、下手でも話題性だけで売れると値踏んだのだろう。
しかし、その行いは”彼”のプライドを酷く傷つけるものだった。
そのプライドから、”彼”は徐々に狂気に囚われ、3人の画家を瞬く間に殺害し、画家の腕を喰ったんだ。
――――自分の絵が上手くなるようにね」
「…………分からない。画家の腕を喰った? 絵が上手くなるように?」
「そう、『食べるしかなかったんだ』と言っていた」
思考が急に粘りを思い出したのか、上手く回らなくなっていく。
「君の思うこともよく分かるよ。しかし、そうすることが自分のプライドを守るための最良の手段だったと”彼”は考えたんだ。
仔細は伺っていないが、上手い画家の肉を食べれば、絵が上手くなると本気で考えたのかもしれないし、見世物市の中で絵を描く者が減れば相対的に”彼”の絵の評価が上がると思ったのかもしれないね」
「……そんなのは、詭弁だ」喉からようやく声を絞り出す。
「そうだが、人間の規範に”彼”が従う道理もまた存在しない。いやはやまったくだ。自らの身の危険を感じ、我が子を喰らったというサトゥルヌスの話とさほど変わらない。ああ、そういえばサトゥルヌスの名前にはサルの字が入っていたな。
サルと言えば、チンパンジーはサルの脳を好んで食べるそうだよ。脳みそには神経系の発達を促す物質が多分に含まれているそうだ。もしかしたら、彼らはそれを食べてさらなる知恵を得ようと――――」
7
「もういい!!」
わたしは彼の言葉を遮った。
「もう十分だ。おそらく犯人はオランウータンだという君の発言は尊重しよう」
おそらくじゃないよ、と言葉を返してきたが無視した。
「でも、いくらなんでも話が荒唐無稽に過ぎる。誰がその話を信じるというんだ。そんなところに閉じ籠もっている君から聞いたなどと人に話せるはずもないじゃないか。ご高説がお望みなら、外に出てきてからにしてくれよ!」
わたしはほとんど自暴自棄になっていたのだと思う。
背の高い杭を跨いで檻の中に降り立った。白鰐は突然パーソナルスペースに現れた人間に驚いたようだが、威嚇もなければ捕食に移ろうという気配もなかった。図体に似合わず臆病なのかもしれない。
少し気の毒だと思ったが、白鰐の口を両手でこじ開ける。若干の抵抗はあったのものの鰐の口は驚くほどすんなりと開いた。我ながらどこにそんな力があるのか不思議でならない。
「火事場の馬鹿力という奴だね。この馬力なら君、炭鉱でも造船所でも働けるだろうね」
開いた口の奥――生臭い暗闇から声が聞こえる。
開け放った鰐の上顎を左手と左肩で堰き止めて、わたしは喉の奥に右腕を突っ込んだ。途端に驚いた白鰐が口を閉じようと抵抗してくる。
突っ込んだ右腕を動かす。生暖かいものに触れるだけで友人の躰には触れられない。
「早く出てくるんだ。腕伸ばせ!」
「仕方ないなあ」
ようやくその気になったのか。
冷たい感触が触れる。
細い指のようなものに触れた。
その先に手の平の掴んだ。
左肩と胴体の芯を軸にした回転運動で、それを引き抜こうとする。
鰐の食道との摩擦で上手く引っ張れない。
顔にびっしょりと汗を搔きながら喉の手前までなんとか引いた。
人間の腕は喉の奥から生えてきており、大層気持ち悪い。
その腕が喋った。
「君は、一つ大事なことを聞かなかったね?」
力一杯引くことに意識が向かっており、まともに返事もできなかった。
引っ張る右腕も支える左肩も限界を迎えている。
「実は、ぼくが鰐の中に入った経緯を話すと、”彼”も関心を示してね」
トドメとばかりに右腕を自分の胴体ごと思い切り引いた。
「昨晩は結局ずっと一緒にいたんだよ」
そんな言葉が聞こえる中、腕は口の中から出てきた。
「――――うわ゛ッ!??!??」
見覚えのある友人の右腕だった。
しかし、わたしが引いた腕は肘の手前までしかなかった。
千切れたような痕が不気味だった。
全身が冷たくなっていく。
混乱するわたしは鰐を見やる。鰐の口は閉じられていたが、中から何かが出てくるのを必死に拒んでいるようにも見えた。
すると、口の先端からずるんと長い腕が抜け出てきた。
わたしはそれを見て飛び上がった。
その先端は手、口内に繋がっているのは腕のように見えたが――
手の平は人間よりも縦に長く。
腕も長い毛が全体を覆っている。
わたしは右手で握り込んだ腕を見る。
それは間違いなく、友人の腕なのに、
「おーい。どうしたんだ?」
今もなお、友人の声は鰐の腹から聞こえていた。
人喰いの秘匿 ㋑CH4 @marui_metan
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