第5話 何処だよここ

ピピピ…ピピピ…

目覚ましが部屋に鳴り響く。


「んー」


目覚ましを止め起き上がる。


「遊ぶ約束してたし支度するか」


支度を終えて約束してた場所へ向かう。


「ちょっと早く着きすぎたか?」


適当にコンビニで時間潰して待とうとした時

急に後ろから肩を叩かれた。


「うぉー!なんだ?」


「着くの早いね。」


「驚かさないでくれよ。びっくりしたー。」


「じゃあ、行こうか。」


「何処に?」


「見ればわかるかもしれない。説明だと少し難しいかな。」


「分かった。取り敢えず行こう。」


その後、俺たちは消息を絶った。




























なんてことにはならず無事に目的地に着いた。


「これ廃墟?」


「心外だな。これは秘密基地もどき!」


「もどきなのかよ。」


説明だと難しいという話だったが難しい要素がないと思ったのは秘密にしとこう。

嬉しそうに話してるから。


「中に入れてくれるの?」


「よし、案内してあげよう。」


「お邪魔します。」


思っていたよりも中が綺麗だったため驚いた。


「綺麗にしてあるでしょ。」


「綺麗だね。」


「まずは、こっちから案内しよう。」


入って真っ直ぐの扉を開けたら草原が広がっていた。


「どうなってんのここ?」


「ここハリボテみたいになってるんだ。だから少し裏の方を綺麗にしたんだ。それと少しのおまじないを。」


「へぇー。」


「他の扉と方は?」


「なんと全部ここにつながってます。」


「全部見せかけかよ。」


「しかし、なんと地下があります。」


「それは、見たい。」


だんだん楽しくなってきて気が緩んでいた。


「案内してあげる。」


階段を降りて行き扉の前で独り言を話していたがあまり気にしなかった。


「さぁ、こっちだよ」


中に入り最初は倉庫のようなところだったが急に周りの景色が変わりまるで、校長室のような部屋になった。


「え…。」


頭の中で展開が追いつかない一体何が起こったんだ。



————————あとがき—————————

        

        次回予告

春樹は頭がパニック状態!あなたなら何が起きたかわかるはずよ。冷静になって。

次回、未知と遭遇 

君が春樹のよう場面に陥ったらどうしますか?











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