第3話 謎

「じゃあ、明日休みだから遊びに行かない?」


急に誘われて驚いた。


「急に距離つめてくるね。あと、今更でめっちゃ言い出しづらいけど名前聞いて良い?」


「名前、入学式とき聞いてなかったんだね。」


「他の奴の名前、寝てて全然聞いてなかったんだよ。」


「まぁ、いいけどさ。」


なんとか許しをもらえた。いや、許しっておかしいか。よく分からん!


「じゃあ、自己紹介をしよう!まず僕から言うよ?」


「どうぞ。」


「僕の名前は、晴島(はるじま) 蒼輝(そうき)

好きな食べ物は甘いもの。部活は入らない予定だよ。名前呼ぶ時は、そうきで良いよ!」


「じゃあ、次俺ね。俺は雨桜 春樹。名前呼ぶ時は、はるきで。」


「自己紹介も終えたし明日、遊びに行く?」


明日の予定は…まぁ、暇か、いやゲームのイベントあったっけ?うーーん。


少し考えていると


「春樹、聞いてる?」


「あぁ、行くよ」


「決まりね。これ僕の連絡先登録してて帰ったらつたえるから。」


「おけ」


そんな話をしているうちに先生が来た。


「やぁ、みんなおはよう!!今日から担に」


長くなりそうだからぼーっとしとこう。

そんな感じで学校が終わるのだった。




場所 ???

「今日こそ決めるぞ」


黒いローブを羽織った男はそう告げ、そしてトランプを投げ机に6枚のトランプが残った。


「この6人か、それでは行こう我が配下を探しに!!! はっはっはっ!!!」





これから、何かが少しずつ動き出そうとしていた。


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