第6回 本能がうずくのにゃ!
Gが出たのにゃ。
ボクは黒くてカサカサ動くあいつを夜中見つけると本能がうずくのにゃ。
ボクは優秀なハンターなのにゃ。
狙ったGは決して逃さないのにゃ。
ホイホイもバルサンもスプレーもいらないにゃ。
ただそこにボクがいるだけ。
それだけで家中のGは全滅するのにゃ。
食べるのかにゃって?
あんなまずいもん食べないにゃよ。
ただただトロフィーのようにご主人様の枕元に飾っておくにゃ。
でも、なぜかご主人様は喜んでくれないにゃ。
プンプンモードでボクの獲った獲物をティッシュに包んでゴミ箱にシュートインするにゃよ。
ボクはそれがとってもご不満なので噛んでやるのにゃ。
ガブガブガブ。
「はい、ちゅ~るは抜きね」
ショボボーンなのにゃ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます