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  • 2年前、日本語学校で教えていました。ネパール、ベトナム、中国の辺境地域(モンゴル自治区等)からの学生が多かったです。ウズベキスタンから来ている若者もいました。驚いたのは、彼らが日本についてほとんど何も知らなかったことです。日本のアニメーションも見たことがなく、AKB48も知らず、知っている日本人はサッカー選手の久保田さんのみ。東大寺の写真を見て、中国かカンボジアの有名な寺院だと断言した者もいました。全員、トヨタは米国の企業だと思っていたし、上海に比べると東京は田舎町です…と言っていた学生がいて、情けなくなりました。多くの学生が日本は「おしん」(このドラマの視聴率だけはすごいです)に描かれた貧しい国だと思っていたようです。彼らが日本に来る理由は、学生ビザが取りやすくアルバイトで稼げる可能性が高いことだけで、できれば米国や韓国で働きたいとのこと。メディアが吹聴する日本大好き外国人は欧米以外にはいないような気がしました。大学ランキングの上位にも日本の大学は入っていません。お説のように日本の存在感の低下は大問題です。私は若者が金儲けに走り、ものづくりへの興味を失ったことと、日本人の英語力の低さ(世界へ向けての情報発信ができない)が大きな原因だと思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    日本語学校の教師としてのご経験からの視点は、「現場」の声としても価値があり、多くの人に読んでもらいたいです。

    日本人が、日本を取り囲んでいる現実に目を逸らせ続けた結果が、今の「日本」です。

    私も自分で可能な実践をしていき、日本のあるべき姿、アジアのあるべき姿を模索します。

    あと、拙作「白チ世界」も読んでコメントを頂けると嬉しいです。

    引き続き宜しくお願い致します。

  •  これからそれを書く予定なのかもしれませんが、生物学的アナロジーを使うという優れた視点を使うなら、他のガイネンもまた含めて解説されることを期待してます。

     単にカッコいい言葉を当てはめたいだけならしょうがありませんが、この分野にはホメオステイシス、テロメア、新陳代謝、遺伝子、ウィルス、ワクチン等々、注目すべきトピックは豊富です。

     そうすれば、ひとりの生きている人間として、焦るだけではなくて具体的に何に気を付けて生きればいいのか、という有意義なことが見えてくるのでは、と、大いに期待しています。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    生物学的アナロジーを積極的に使っていくつもりです。

    ただ、独りよがりにならないように気をつけながら頑張ります。

  •  その通りですね。
     今更日本だけではやっていけないと思います。

     というか、二次大戦時も、アメリカが石油やらん!とか言ってきたから、あんな悲惨な事になったんでしょうしね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    一歩、日本から出てアジアの街を歩いてみれば、日本の存在感の低下を感じることができます。

    既に、高度人材や芸能・クリエイティブ分野では、日本から中国等への出稼ぎが始まっています。

    この点について、政策や経営等の決定権を持つ人の多くが気づいていないように思えます。

    この現状に焦燥感を覚えます。