第148話 その他まとめ(ネタバレあり)
セヴェルスラビア帝国
アレクサンドル7世…皇帝。老衰により死亡。
ニコライ5世…父ミハイルの死に伴い立太子。祖父アレクサンドル7世の死により即位。
ミハイル公…前皇太子。セヴェルスラビアの改革派。政敵に暗殺される、
ナターリア公…前皇太子妃。王母。亡き夫の遺志を継いでセヴェルスラビアの改革を進めようとするも、苦心惨憺している。改革派だが、議会開設には消極的。
アレクセイ公…摂政。皇帝叔父。アレクサンドル7世次男。保守派だが、議会開設には積極的。
キリロフ…アレクセイ公付き侍従。
フョードル公…皇帝従叔父。中立の立場を見せているが、皇帝派の模様。
セルギイ3世…東方教会大主教。摂政派。
イグナチェフ侯爵、コマロフ伯爵、ブーニン辺境伯、ソコロフスキー宮廷伯…ミハイル公暗殺の黒幕。
セヴェルスラビアの現状
西部国境ではナイメリアと泥沼の戦争を継続中。
補給が上手くいかない為、物資の蓄積が出来ず一大攻勢に打って出られない状況。
南西部国境のマルメディアとは、セヴェルスラビアがボルグ・ベック協定を一方的に無視して侵攻。マルメディア北部ニーダーメールス地方を占領した為、両国関係は冷え切っている。
国内では、保守派の摂政アレクセイと改革派皇帝ニコライが対立中。
大半の貴族はアレクセイを支持しているが、事実上貴族の奴隷となっている平民層はニコライを支持。
軍も一枚岩ではなく、それぞれの部隊長が支持する派閥側について、内戦寸前の状況。
両者を仲介出来る筈の宗教勢力、東方教会も皇帝派、摂政派に分裂している。
大主教セルギイ3世は、あえて内戦を引き起こし、セヴェルスラビアの帝政を倒した後に、東方教会による一大宗教帝国の建国を狙っているフシがある。
ナイメリア立憲君主国
女王クリスティン…長子継承となった王位継承法改正により、先王オスカル3世崩御の後に即位。
オーラヴ公…女王弟。あまりの愚昧さにより、王族主体で王位継承法の改正を行い、結果、王に成り損ねる。クラビナ海海底で、エーリク3世号と共に『眠り』についている。
シセル…オーラヴ公妃。死去。
ハンス…オーラヴ公長男。若干、知的な問題を抱えていた。死去。
エリザーベト…内親王。オーラヴ公長女。父君オーラヴ公と別れて暮らす事を選択。頭脳明晰。
アレクシア…内親王。オーラヴ公次女。英邁。
エリクセン…外務大臣。マルメディアとの秘密協定を纏める。
アルネス…外務省事務次官。
ハッセル…外務省総合外交政策局局長。
ノールヘイム中将…陸軍第11軍団軍団長。陸軍一の猛将で、禿鷲の異名を持つ。首都ラルヴェクで『反乱』を起こす。
リンデラント男爵…在マルメディア ナイメリア特命全権大使。不法入国してきたオーラヴ公一行の扱いに苦慮。
ドンス…外務書記補の肩書で勤務しているが、陸軍少将の地位にあり、マルメディアで各種工作の任務に着いている。大使リンデラントとは幼なじみ。
ラーセン…在マルメディア ナイメリア大使館政治部参事官。
リュッツォー男爵…陸軍大佐。在マルメディア ナイメリア大使館一等武官。
ネルドル…一等書記官。
クローグ…陸軍中佐。在マルメディア ナイメリア大使館付き二等武官。大使館警備班班長
ガルボルグ…三等書記官。
ムンテ…在ティヒル ナイメリア領事館副領事,。
グラン…エーリク3世号船長。実態は、ナイメリア海軍特殊作戦群大佐。
イルゲンス…海軍中尉エーリク3世号一等航海士。
シンディンク…陸軍大尉ナイメリア陸軍情報部。
ハッセル…陸軍少尉ナイメリア陸軍情報部,
ワーホルム…海軍大尉。特務艦クラビニアン・プリンセス艦長。海軍海兵隊偵察警邏隊(マリーンコ・レコネッサンス・パトロール)所属。
ペッテルソン…海軍少尉。クラビニアン・プリンセス号一等航海士。
ラムベルグ…海軍特務曹長。クラビニアン・プリンセス号乗員。
ナイメリアの現状
東部国境でセヴェルスラビアと交戦中だが、こちらも補給の問題を抱えて攻勢に出られないでいる。
官僚、軍部の腐敗に業を煮やしていた女王クリスティンからの内々の大命を受けて、ノールヘイム中将が『反乱』を起こし、予算横領、物資隠匿を行なっていた者等を排除することに成功。
今後は国内経済の発展、対セヴェルスラビア戦での攻勢も見込まれる。
マルメディアとの秘密協定により武器供与を受け、代償としてクラビナ海でレヴィニア、ヴァレーゼ沿岸で破壊工作を展開中。
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