LEGEND guy
バナナキング
プロローグ
この話は、我々に起きるかもしれない、いや 起こっているかもしれない。
この話の主人公はどこかの誰かの壮大な話である……
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華やかに散る桜、そして聞こえてくる小鳥の可愛らしい鳴き声。
窓から眩い朝日が私の顔に照りつけ、私は目が覚める。横にある時計を見れば6時過ぎであった。
私は、再び目を閉じ夢の世界に戻ろうとする。その時、母上が階段をかけ上がる音が響き渡る。
母上は、私の部屋を叩き鳴らす。
「タケシ! 早く起きなさい!」
母上は、私の夢の冒険を妨げようとする。私は、母上に言い返す。
「何故だ! 私は昨日お城から追い出されたのだ! だから私は寝るのだ!」
母上は、ため息をした後あきれた口調で、
「タケシいい加減社会復帰をしたらどうだい? 38にもなって、お母さん心配だよ」
私は、母上の言葉により、目に見えない謎の攻撃を受けた。
「しかも、嫁もまだいないしお金も無い。会社クビのショックで精神的おかしくなるし、全く呆れてため息ばかりだよ! アンタもそろそろ復帰して嫁の一人や二人見つけたらどうだい?」
さらに謎の攻撃が私の心に大ダメージを与える。
「くっ、」
「とりあえず食事は、一階に置いているから食べなさいよ! 私は、今から買い物で出るから」
そう言い残すと、母上は階段を下りて行く。
「私もそろそろ起きねばならんな、」
私はベットを降り、朝日が差し込む窓を開ける。
「さて、今日も始まるのか……一日が」
《タケシは、今後どうなるのか、精神的ショックを治し無事社会復帰を果たすことは出来るのだろうか次回に続く‥‥》
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