ベッドの上のあなたへ
むねかた
プロローグ
今、私は白い制服に身を包み数珠を握りしめ、淡々と流れるお経が耳を通り過ぎるのを待っていた。
目の前には大好きだったひいおばあちゃんの写真が黒い額縁に納まれ飾られている。
私は親族に当たるため前から3列目の席に座っていた。
周りの親戚がみんな喪服に包まれている。中からすすり声も聞こえた。
私は今までのあなたの体温を忘れないだろう...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます