子冬さん、こんばんは。
》原文通り信じる人もいれば、拡大解釈する人もいる。
そうですね。原文がオリジナルで拡大解釈が二次創作でしょうか?
極端な話ですと、神様がいるか、神様がいないか、ということになりますね。神様を信じてる方が多い気がします。
作者からの返信
素晴らしい視点だと思います。
科学が進歩した現代で旧約聖書が真実なのかは意見が別れますね。
創世記などを比喩、つまり二次創作的なものと捉えるかはキリスト教内でも意見が別れます。米国といった宗教勢力の強い国では逆に進化論を否定する人口が三割以上います。
世界規模で視れば神の存在を信じている方が主流派ですね。
但し、神を信じる人々の中でも意見が別れます。
熱血に信じる人々はオリジナルをそのまま信じるでしょうし、一歩下がって冷静に視る人々もいて比喩と捉える人々もいます。
ただ、これは凄く難しい前提なので検証する為により文明が進まないと立証が難しくなります。
しかし、現代でもカトリック教会は斬新的で旧約聖書と進化論を否定しないテキストがあるそうです。自分も詳しくは知らないのですが、前教皇が創った論文が該当すると人づてに聴いたことはあります。
実際、聖書の内容伝承に関しては、ニケイア公会議が挟まってますから、全面的に信じて良い物なのかは、少し疑問があったりもします。
作者からの返信
確かにそうですね。
現代の聖書は千五百年前の聖書から継承されています。
古代教会では聖書に大量の種類があり、現代の正典、外典、偽典のおよそ六倍以上の聖書が存在していました。
現代の正典はおそらく第二世代であったルカ達の時代の聖書と異なります。聖書事典に依ればイエス資料なるものがあり、そこから今日の聖書に繋がったと言われています。つまり、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ福音書は本人達が執筆したものではなく後の時代に編纂されたものです。
マタイ辺りは未だ本物の可能性は残されていますが。
そして、今日の教会はヘレニズムの流れを汲んでいますから初代教会のヘブライニズムとも異なります。
但し、これに対する教会の返答は「神の意志によって残されたのだから聖書は聖書として成り立つ」といったところですね。
ですが、それは返答の一つであって全てのキリスト教徒がそう考えている訳ではないのも事実です。
長々と失礼致しました。